7/30と7/31に撮影したお月様。月齢7.1と8.1でした。
RegiStax 6でスタックした後、Nic collectionで画像を弄ってみました。
RegiStax 6もNic collectionもフリーソフトです。
RegiStax 6は天体処理の定番ソフトのようです。検索すると使い方がたくさん出てきます。
とても参考になります。
RegiStax 6でスタッキングして、「Wavelet filter」で細部を調整します。
最近S/Nが気になっていましたので「Layer1~6」の内、1と6をoffしています。
(撮影時は出来る限りISO感度を下げて撮りたいですね)
「Wavelet filter」は強調しすぎると、銀ギラ銀になってしまいますので、要注意です。
鳥の画像は普段「NeatImage」で細部を調整していますが、
「RegiStax 6」と同じ考えで画像調整が出来ます。「NeatImage」は、High、Mid、Lowです。
細部を出そうとすると背景ノイズも目立ちますね。どのあたりを際立たせるかがポイントです。
RegiStax 6でスタキングした後、Nic collectionで画像(エフェクト)処理しています。
モノクロ画像はNic collectionの「Silver Efex Pro 2」でエフェクトしています。
Nic collectionは、Photoshopのプラグインフィルターですが、色々弄れて楽しいです。
こんなソフトが無償で提供されているとは、うれしい限りです。
●月齢7.1の月(7月30日)
●月齢8.1の月(7月31日)
カラー画像の処理(Nic collection)は今後の課題です。酷かったので、画像入れ替えました。
↓ RegiStaxで処理した後、Photoshop Elements 13で画像処理。このままの方が良いかも。
RegiStaxでJpeg画像をスタッキングする時、いつも6~8枚を目安にしています。
6~8枚でも十分効果は得られます。
上の画像1枚目が8枚、2枚目と3枚目が6枚です。
赤道儀無しでの撮影なので、枚数が多いと月の移動距離が大きく、補正が上手くいかない気がします。
Pentax K-3シリーズは、ライブビューで撮るとコマ数が少ないです。
当方も時々ピン合わせをしたあと、位相差に切り替えて枚数を撮る事が有ります。
赤道儀で追尾されている方々は、かなりの枚数でスタッキングされているようです。
aviファイルなら秒間何十枚も撮れますが、静止画ファイルは数枚が限度かもしれません。
一番大切なのはピン合わせと露出調整です。
※Google Moonも楽しいですね・月の表面が見えてしまいます。
写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。
・撮影機材:BORG 90FL(焦点距離:500mm)+PENTAX K-3Ⅱ+AFアダプターX1.7
・本日も、当Blog「森の青葉Ⅱ」をご覧いただきありがとうございます