●東京に、2016年五輪を招致しようと、IOC評価委員会を招いてのプレゼンが今日から都内で始まった。視察は四日間続く。
2008年6月4日、当初7都市が立候補していたが、プラハ、ドーハ、バクー(アゼルバイジャン)が落選し、4都市が最終候補に残った。
評価得点の高い順に、東京(8.3)、マドリード(8.1)、シカゴ(7.0)、リオデジャネイロ(6.4)である。
東京が最高の評価を得たわけだが、それぞれに大きな課題を抱えており、それをどう払拭してゆくかが今後の勝負を決める。
●リオデジャネイロは、2014年にFIFAワールドカップが開催されることや、それによる財政負担が懸念される。
シカゴは、世界経済危機の震源地アメリカのしかも問題を抱える米国自動車産業の集積地であることから経済面で不安視される。
マドリードは、2012年ロンドン五輪に引き続いて2回連続でヨーロッパ開催になるという大きな問題がある。
東京は、アジアでの開催(2008年北京)が近いことや、他の立候補地のなかでもっとも世論支持率が低いことが問題とされる。
●私の予想ではシカゴが一歩リードし、東京がそれに続くが、今後の世界情勢や景気の回復次第ではまだまだ余談を許さない。
開催地の最終決定は、2009年10月2日にコペンハーゲンで開かれるIOC総会で決まる。がんばれ!東京。
●五輪招致となると国民や都民の税負担は増える可能性があるが、経済効果は計り知れない。それに明るい話題の提供という面でも、五輪招致に勝るものはない。
東京都としては万一2016年に落選してもふたたび2020年五輪に立候補する意思があるようだが、どうせなら早く実現してほしいと思う。
●さあ、東京五輪を少しでも盛りあげよう!
こういうサイトがあるので「応援クリック」をするなり、会員になってグッズを入手するなど、機運を盛りあげていこうではないか。
ボランティアの募集もやっている。 →
http://www.tokyo2016.or.jp/jp/