気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「四十九日の数え方、意味」について

2006-01-12 | Weblog

   柳 美里さんの本 「声」を読み終わる。
  一人の女性として直面した、真実を書いた私小説である。
  私小説であるから、赤裸々に書かれている。
    かつての師であり、恋人との再会。
  恋人の60日にわたる末期癌闘病と、自らの出産を迎えて
  (妻子ある男性との子供)の、育児の記録などが書かれている。

   四十九日の法要を、私はしきたりとしてのみで、四十九日の
  意味を、深く考えた事は有りませんでした。

   亡くなった日を入れて、一週間目を初七日(しょなのか)あとは
  七日ごとに、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日
  (しなのか)、五七日(ごなのか)、六七日(むなのか)四十九日
  です。
   お釈迦様が、王子としての立場をすてて、6年間山にこもり、
  それで解脱できずに山を降りて、川で沐浴(もくよく)し、木の下に
  座って瞑想された。すると、さまざまな幻覚がおそってきた果てに
  四十九日目に、悟りをひらくことが出来たということから、
  そうなっているのです。
            ***「声」文中より***

  
 人が亡くなって、四十九日目に法事を行うということ。
  お釈迦様が四十九日目に、悟りをひらくことが出来たということ。
  四十九日目に、御魂が、成仏できるということでしょうか。

  
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