柳 美里さんの本 「声」を読み終わる。
一人の女性として直面した、真実を書いた私小説である。
私小説であるから、赤裸々に書かれている。
かつての師であり、恋人との再会。
恋人の60日にわたる末期癌闘病と、自らの出産を迎えて
(妻子ある男性との子供)の、育児の記録などが書かれている。
四十九日の法要を、私はしきたりとしてのみで、四十九日の
意味を、深く考えた事は有りませんでした。
亡くなった日を入れて、一週間目を初七日(しょなのか)あとは
七日ごとに、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日
(しなのか)、五七日(ごなのか)、六七日(むなのか)四十九日
です。
お釈迦様が、王子としての立場をすてて、6年間山にこもり、
それで解脱できずに山を降りて、川で沐浴(もくよく)し、木の下に
座って瞑想された。すると、さまざまな幻覚がおそってきた果てに
四十九日目に、悟りをひらくことが出来たということから、
そうなっているのです。
***「声」文中より***
人が亡くなって、四十九日目に法事を行うということ。
お釈迦様が四十九日目に、悟りをひらくことが出来たということ。
四十九日目に、御魂が、成仏できるということでしょうか。
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ウオーキング~35分=4,200歩