加齢になって、杖を使うことにためらいを感じている方
の投稿が有りました。
社会学者の上野千鶴子さんの回答の記事が有りました
ので書き記してみます。
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加齢に伴って足腰が衰えるのは防げません。目が見えにくくなればメガネ、
耳が遠くなれば補聴器、歯が使えなくなれば入れ歯と、肉体の衰えを補充
する各種の補助具が出そろっています。
歩行が難しくなった人には、杖だけでなく、歩行器、車椅子など様々な
福祉用具があります。
たった今、杖を使うことをためらっているあなた。これから将来に
わたっても、歩行器や車椅子を使うのがイヤですか。
90代になってなお、老いに抵抗していらっしゃるのはお見事!ですが、
これからだって加齢は進行します。
老いる姿に抵抗感がおありなのでしょう。
エジプトのスフィンクスは通りがかりの旅人に謎かけをして、
答えを間違うととって食ったとか。その謎とは「朝は4本足、昼は2本足、
夕方には3本になるもの、なあ~に?」というもの。
答えは「人間です」。生まれた時はハイハイで四つ足。それから立って
歩けるようになってからは二足歩行。そして老いては杖を持って三足歩行。
世界中どこでも、老いたら杖が必要なのは、古代エジプトの昔から
普遍的なようです。
「嫌なものは嫌」というこだわりが、あなたの前向きの姿勢の秘訣かも
しれません。ですが、それも賞味期限つき。体力・気力が衰えれば、
好きも嫌いも言っていられなくなります。
ご自分の老いを受け入れて、穏やかに過ごされてはいかが?。
加齢に抵抗するひとほど、これから先、自分の衰えを認めるのが
ますますつらくなりますよ。
*** 回答記事より抜粋にて ***
私も加齢とともに背中が丸くなり、歩くのに真っすぐで歩くのがつらいと
感じますが、背筋を伸ばすように努力はしていますが、スパーなどで
買い物の時には、ショッピングカートを押して歩くと、楽ですので、
物に頼るのも、恥ずかしいことではありません。
楽にこしたことはありませんので、楽なほうを選んだ方が良いと思います。
庭のスケトシアです。 キク科 別名=ルリギク