先日、ピアノの先生が毎年開催している
"SPROUT CONCERT" スプラウト コンサート のお手伝いをさせていただきました。
sprout: 新芽
これからの活躍が期待される若手音楽家のコンサートです。
受付のお手伝いということで、緊張しました。
来場者の案内や、花束やプレゼントの整理も落ち着いたところで
私も会場へ
演奏はいうまでもありませんが、いつも楽しみにしているのは
音楽批評家のY先生のお話です。
素人にも分かりやすく、時代背景や作曲家にまつわる逸話、
そして音楽用語の語源などにも触れてくださるので、とても勉強になります。
ピアノの教本のほとんどに"opus" と書いてあるのは、「曲」という意味だということは
知っていたのですが、"opera" がその複数形だとは考えたことがありませんでした。
"opera" は、「いろいろな曲が入っているもの」 という意味だそうです。(なるほど)
opera の a は ラテン語の複数形接尾辞の-a なのですね。
medium (単) → media (複) 媒体 中間物
datum (単) → data (複) データ 資料
複数形で扱うことが通例の名詞は、辞書でしっかり調べてみるのもいいですね。
opus (英語のwork: 仕事、作品) opera (複数形)→ operate (仕事をする 働く)
という具合に言葉は発展しているようです。
■再会■
ウィーンから帰国中のKちゃんも素晴らしい演奏を披露してくださいました。
大学受験準備に教室に来ていた数年前がとても懐かしく思えるほど、
素敵な女性に成長して、今や3ヶ国語ユーザーです。
思わずギュッとハグしてきました