うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

【冬休み記事補完】帰省の始まり

2012年01月15日 14時13分44秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
こんにちは。1月も早半ばとなりました。ついこの前正月を迎えたはずでしたが・・。
今週は水曜日に学部3年生(4月から研究室配属)向けの研究紹介がありました。私の研究室からは、私とM2の学生の2人で研究室の研究概況の説明(計20分くらい)に当たり、その後他の研究室メンバーも合流して懇親会を行いました。今年は我が研究室への配属希望者が例年になく多いそうで、3年生の殆どの学生が参加していました。配属枠は限られているので、来年度は相当優秀な学生が配属されてきそうで、楽しみですね・・。

さて、冬休みの帰省の間更新が滞っていたので、帰省の始まりから補完しておきたいと思います。


12月29日夜、1月7日の国際シンポジウムで発表するポスター(英語)がようやく完成し、帰省の途に就くことができました。
当初はトワイライトエクスプレスで帰省するつもりだったのですが、29日のトワイライトエクスプレスの出発時間(14時)迄にポスターの印刷を終えられなかったため、30日のトワイライトに乗るよりかは、29日の夜行で青森に出て、30日中に東京経由で実家まで新幹線で帰るのが得策だと考え、22時発の急行はまなすに飛び乗りました。
この日は年末で混んでおり、自由席もほぼ満席、私も通路側席で寝苦しい一夜を過ごしました。上の写真は、恒例の函館長時間停車中に撮った一枚で、機関車の付け替え作業のため作業員が雪掻きをしている図です。


翌朝5時40分に青森到着後、6分の乗り換えで特急つがる2号に乗車、一駅先の新青森で東北新幹線に乗り継ぎました。実は去年の冬休み帰省と全く同じコースなのですが、今年は東北新幹線の乗り継ぎ列車が「はやて12号」から「はやぶさ4号」に変わり、人気のE5系に乗ることが出来ました。ピカピカのロングノーズが格好良いですね。


車体側面には特製のエンブレムが描かれていました。「はやぶさ」といえば、九州行きの寝台列車のイメージが強かったですが、今では東北新幹線の最速列車としてだいぶ浸透してきたと思います。


車内に入ると、ヘッドレスト付きの立派な座席が並んでいました。急行はまなすでは座席が硬く、お尻が痛くなっていたのですが、はやぶさの座席は適度に柔らかく、良い座り心地でした。


はやぶさの車内は暖色系で纏まっていて、心落ち着く良いデザインだと思います。はやぶさは超高級シートのグランクラスが有名ですが、普通席でも十分快適に過ごせました。


去年のはやての車内。照明の関係なのか、はやぶさのような暖かみは感じられないですね。実は、はやぶさではシートピッチ(前の座席との間隔)も6センチ広くなり、物理的にも車内の余裕が拡大されています。


東海道・山陽新幹線の雄、N700系と比べると、E5系はやぶさはシンプルかつ落ち着きのある内装であることが分かります。私の好みとしては、夏場は涼しげなN700系、冬場は暖かみのあるE5系が良いと思います。


今回、スマホのGPSアプリを使って新幹線の速度測定に挑んでみました。はやぶさの窓側にはAC電源が備えられていて、充電の心配も要らないので新青森出発からずっと測っていました。


新青森から盛岡までは整備新幹線区間のため、時速は260km以下に抑えられていました。盛岡から仙台までが時速270~285km程度、仙台以南で時速300km程度を出す様子が確認できました。というわけで、上の画像は時速300kmに到達した瞬間のスクリーンショットです。


途中、仙台駅付近では仮設住宅が立ち並ぶ様子が見えました。震災後初めて東北地方を通過したのですが、これが内陸部を走る新幹線の車窓から唯一確認できた震災の影響でした。考えてみれば東北新幹線自体も地震後49日間不通になっていたのですが、よくぞ時速300km走行できるまでに復旧したものです。


文字通り飛ぶような速さで東北を走りぬけ、はやぶさ4号は東京スカイツリーの見えるところまでやってきました。右側の車窓からは富士山も見えていました。


午前9時24分、去年より30分も早く東京駅に定刻で到着。写真を撮りに先頭車の前まで行くと、さすが人気の車両だけあって、たくさんの同業者の方々が集まっていました。来年には兄弟分のE6系(秋田新幹線向け)も本格的に導入され、一気に東北新幹線の車両が格好良くなるので、ますます撮り鉄が増えることでしょう。


東京駅前のビル群は、来る度に増殖していて驚きます。今回も、旧東京中央郵便局跡地の再開発ビル建設や、大手町の方の複合開発の様子が見られ、その勢いに圧倒されました。


東京駅丸の内駅舎。今年6月の供用開始に向けて、赤レンガの丸の内駅舎の復原工事が進んでいます。3月には、工事用の覆いが取り払われて、美しい3階建ての駅舎が見えるようになるそうです。


さて、私はこの後再び東京駅に戻って地下深くの京葉線ホームへ向かいました。


京葉線快速で新木場に出ました。勘の良い人なら、12月30日、新木場と聞いて既にピンと来ているかもしれませんが、この後ある場所を私は訪ねてきました。それはまた次回のお話・・。


ちなみに、新木場駅からは富士山や・・・、


東京スカイツリーも綺麗に見えていました。実に良い天気で気持良かったです。

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