釧路湿原から約50kmドライブして阿寒町タンチョウ観察センターへやってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f3/c9fd2c24cdbcb2a8c09b0b2b61b2ffe4.jpg)
観察センターは国道沿いの道の駅裏手にありました。駐車場までの細道で積雪に車の底を擦りながらもなんとか到着。
屋根が赤いのは多分タンチョウ(丹頂)をモチーフにしているのでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7a/cf681f9204b74b2ba1c8f8c832b7ce1f.jpg)
入館料は400円。館内展示はそれほど充実しているわけではありませんが、ここの目玉はなんといっても本物のタンチョウを目の前で観察できることです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f8/678c1d622c926bf812d94666b512bdba.jpg)
建物の裏手には、観察デッキが設けられていて、カメラマンが陣取っていました。毎日午後2時からタンチョウへの餌やりが行われるため、その時間になると望遠レンズを付けた大量のカメラがデッキに並びます。我々が着いたのはややラッシュが過ぎた3時頃だったので、割とゆったりと撮影できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b2/1e42808302e0391d98fbef34f432dc03.jpg)
観察デッキに出ると、早速タンチョウの大群が目に飛び込んできました。首を下に向けているのは、雪の上に撒かれた餌の魚を探しているからです。
アイヌの人々はタンチョウのことを湿原の神と呼んでいたそうですが、折から降ってきた雪の中、雪原に佇む美しい姿を見ると、そう呼ぶのも納得できる神々しさを感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ed/1387ecb546b1e082f31c784be683a30c.jpg)
ここに餌を食べにやってくるのはタンチョウだけではなく、ワシやハクチョウ、カラスなども相当数が飛来してきます。餌を取られるのが嫌なのか、時折タンチョウは空にむかって威嚇的に鳴いていました。傍から観ていると風流ですが、当事者にとっては生死に関わるようなことなのでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0c/0ecf47786b65521de832b3e24e1dd104.jpg)
餌を食べ終わったタンチョウは、恐らく家族単位なのか数羽ごとに優雅に飛び去っていきました。
タンチョウ、丹頂鶴は英名Japanese crane、学名Grus japonensisという名の通り、日本を代表する鳥の一つです。日本の国鳥はキジですが、タンチョウの白、黒、赤の色合いや優雅な容姿はいかにも和風です。身近なところでは、去年復活した日本航空の鶴丸のモチーフにもなっています。
ちなみに、タンチョウはお隣の中国でも人気の鳥で、春秋戦国時代から様々な絵柄に用いられてきたそうです。インターネットのアンケート結果をもとに、国鳥に推挙されたのだそうですが、英名も学名も「日本鶴」なために強い反対にあったとか・・。ちなみに2番目に人気の鳥はトキで、こちらも学名はNipponia nippon。日本の国鳥であるキジには日本関係の名前が付いていないのに・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7e/1f10234d094c7caa387a4150d7f024d6.jpg)
タンチョウの頭。タンチョウの丹頂たる由縁ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/bf/2a84e21fb78808da742759ad058b5404.jpg)
餌を狙ってやってきたワシ。時折タンチョウと餌を巡ってバトルになるらしく、観察センターの館内にもその様子を収めた写真が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/57/bd47bde9c7b478f6a44743d99244abe8.jpg)
オオハクチョウ。こちらはあまり喧嘩することはなく、少し離れた場所に群れで固まって食事していました。タンチョウやワシと比べると、なんだかとぼけた顔に見えますね。
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観察センターは国道沿いの道の駅裏手にありました。駐車場までの細道で積雪に車の底を擦りながらもなんとか到着。
屋根が赤いのは多分タンチョウ(丹頂)をモチーフにしているのでしょうね。
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入館料は400円。館内展示はそれほど充実しているわけではありませんが、ここの目玉はなんといっても本物のタンチョウを目の前で観察できることです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f8/678c1d622c926bf812d94666b512bdba.jpg)
建物の裏手には、観察デッキが設けられていて、カメラマンが陣取っていました。毎日午後2時からタンチョウへの餌やりが行われるため、その時間になると望遠レンズを付けた大量のカメラがデッキに並びます。我々が着いたのはややラッシュが過ぎた3時頃だったので、割とゆったりと撮影できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b2/1e42808302e0391d98fbef34f432dc03.jpg)
観察デッキに出ると、早速タンチョウの大群が目に飛び込んできました。首を下に向けているのは、雪の上に撒かれた餌の魚を探しているからです。
アイヌの人々はタンチョウのことを湿原の神と呼んでいたそうですが、折から降ってきた雪の中、雪原に佇む美しい姿を見ると、そう呼ぶのも納得できる神々しさを感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ed/1387ecb546b1e082f31c784be683a30c.jpg)
ここに餌を食べにやってくるのはタンチョウだけではなく、ワシやハクチョウ、カラスなども相当数が飛来してきます。餌を取られるのが嫌なのか、時折タンチョウは空にむかって威嚇的に鳴いていました。傍から観ていると風流ですが、当事者にとっては生死に関わるようなことなのでしょうね。
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餌を食べ終わったタンチョウは、恐らく家族単位なのか数羽ごとに優雅に飛び去っていきました。
タンチョウ、丹頂鶴は英名Japanese crane、学名Grus japonensisという名の通り、日本を代表する鳥の一つです。日本の国鳥はキジですが、タンチョウの白、黒、赤の色合いや優雅な容姿はいかにも和風です。身近なところでは、去年復活した日本航空の鶴丸のモチーフにもなっています。
ちなみに、タンチョウはお隣の中国でも人気の鳥で、春秋戦国時代から様々な絵柄に用いられてきたそうです。インターネットのアンケート結果をもとに、国鳥に推挙されたのだそうですが、英名も学名も「日本鶴」なために強い反対にあったとか・・。ちなみに2番目に人気の鳥はトキで、こちらも学名はNipponia nippon。日本の国鳥であるキジには日本関係の名前が付いていないのに・・。
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タンチョウの頭。タンチョウの丹頂たる由縁ですね。
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餌を狙ってやってきたワシ。時折タンチョウと餌を巡ってバトルになるらしく、観察センターの館内にもその様子を収めた写真が飾られていました。
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オオハクチョウ。こちらはあまり喧嘩することはなく、少し離れた場所に群れで固まって食事していました。タンチョウやワシと比べると、なんだかとぼけた顔に見えますね。
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