うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

京奈和自動車道を走りました。

2006年09月29日 23時21分33秒 | うちなー日記(沖縄編)
父の運転でしたが・・・・。
京奈和自動車道とは、その名のとおり、京都から奈良を通り、和歌山へと抜ける自動車専用道路ですが、和歌山からさらに紀淡海峡を渡り、本四連絡道とつながり、関西圏の外側を結ぶ、巨大環状道路となる予定でして、現在鋭意建設が進んでいます。
今年の春、大和郡山市から橿原市まで(大和御所道路13.8km)と、五条市から和歌山県境まで(五条道路7.9km)が開通しました。なお、大和御所道路の開業区間については、一般道との接続部も含んでおり、実際には、郡山南インター(天理市二階堂北菅田町)から南が専用区間(高架道路)となっています。
で、その京奈和自動車道の大和御所道路の開通部を、今日走ったのです。
夕方、母を職場まで迎えに行った後、なんとなく家族でドライブすることになり、では、最近できた高速道路(母の職場から郡山南インターはすぐ)でも走ろうかという話になったわけです。
一般道を通って、郡山南インターへ、大和御所道路は現在無料で供用されているので、料金所もなく、スムーズに高架区間に入りました。高架区間は、80km/h制限で、線形はかなり良く、スピードも出ます。左には龍王山から三輪山、右には生駒山から葛城・金剛山へと続く山並みが見え、奈良盆地が山に囲まれていることを改めて実感できます。天気の良い昼間なら、素晴しい景観でしょう。
そんな景色を眺めているうちに、わずか5分ほどで、橿原北インターについてしまいました。ちなみに、一般道で同じ区間を走ると、20分(最速)から90分近く(渋滞時)かかってしまうことを考えると、高速道路開通の効果はすごいものがあります。(試算では、今回の開通により、年間730億円の経済効果が予想されるそうです)
ところで、天理市内なのに、「郡山南インター」という名称なのは、どうもしっくりこないのですが(某国土交通大臣の影が頭をよぎりますが)本来なら、「天理西インター」とでもなるべきところでしょう。まあ、大和郡山市のほうが街の規模が大きく、中核市だからというのが表立った理由なのでしょうけど・・。ちなみに、春の開通式(国交相も臨席)はその郡山南インターで行われました。

今日初めてこの区間を走ったのですが、これは確かに便利です。これまで遠く感じていた、橿原市が非常に近く思えました。現在は、同区間には、郡山南インターと橿原北インターしか設置されていませんが、将来的にはさらに三宅インターと田原本インターが追加設置され、沿線の自治体からも利用しやすくなるそうです。
私としては、全線開通の日が待ち遠しい今日この頃です。

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