吃飯了没有?

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屏山文物径①

2011-07-05 20:21:48 | 香港情報
今週末7/9,10に香港九龍湾国際展覧中心にて、また玉木宏さんがコンサートを開くようですね。のだめで香港でもブレイクした玉木さん、相変わらず大人気のようです。興味ある方は下記チケットサイトもチェックされてみてください。
http://www.hkticketing.com/

さて、今日から暫くは香港新界にある香港で最初に指定された歴史散策道(文物径:ヘリテイジ・トレイル)を紹介します。この写真、実は2年前の写真ですので今はまた少し変化があるかもしれません。申し訳ありませんがご了解下さい。


↑場所はKCR西鉄「天水圍」駅の目の前から始まります。全部回ると約1kmありますので暑くない時期に十分時間をとって来られることをお勧めします。新界五大氏族の1つである氏(一族)が12世紀からこのあたりに住んでいたとのことで、彼らに縁のある建物や遺跡がこの周辺に散在しています。


↑まずはこの古塔「聚星楼」から。700年の歴史を持つ石塔です。当時はこの周辺で最も高い建物だったと思いますが、風水絡みの天文台の役目を果たしていたようです。「そんなに高くないでしょう?」との声が聞こえてきそうですが、実は建築当時は7層あったようですが、今は写真の3層のみが残っているそうです。


↑遊歩道に沿ってのんびり歩いていくと昔ながらの蓮池がありました。この池も古代からのものなんでしょうね。KCRが無かった頃のこの場所にタイムスリップしてみたい気がしました。


↑暫く歩いていくと客家村の上璋圍が見えてきます。この付近には3つの圍(城壁の村)と6つの村落があって、氏によって開かれたとのこと。


↑古井です。どれくらいの深さなんでしょうか?当時は勿論水道なんてありませんから、この場所が生活の中心になっていたことでしょう。当時の住民がここに集まって団欒している姿が浮かんできますね。


↑田園風景の中の空き地に突然ポツンとたたずんでいるのが楊侯古廟。南宋ゆかりの侯王、土地の神などを祀る祠です。今日はここまで。この屏山文物径は香港の古き良き風景がお好きな方にはお勧めの場所ですので、是非足を運ばれてみてください。


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