吃飯了没有?

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屏山文物径②

2011-07-06 19:22:07 | 香港情報
本日のNHKクローズアップ日本で、南スーダン独立の話題が放映されていました。既に南スーダンの資源を狙って中国企業が進出しているとのこと。先日私がコメントした話ではありませんが、商売の匂いがするとすぐ大金を投じて事業を始めてしまう中国人。一方、新しい場所で事業を始める場合、採算性、安全性等々、色々なフィージブルスタディを時間をかけて行って、関係者全員の合意をとってから進出を始める日本人。スピード感に差が生じるのは当然ですね。

さて、屏山文物径の続きです。


↑2つ並んで建つ法定古跡の氏宗祠と愈喬二公祠です。先祖代々を祭る祠で香港最大のものだそうです。


↑天井や屋根などに色々な細工が施されていて非常に美しい建物でした。


↑屋根にはシーサーのような焼き物の像が・・・。そういえば以前何かの番組で、エジプト考古学の吉村さんが「シーサーはエジプトのスフィンクスが伝承されていく途中で形が変わっていったもの」と話されていました。本当に不思議ですよね。でもこのシーサを見ると南国らしくてホッとするのは私だけでしょうか?


↑氏宗祠を離れて屏山文物径を更に進んでいきます。このあたりは完全にローカル住民の住処とお店が並んでいる場所です。観光地化されていないところがノスタルジーを感じられて良いですね。この先に覲廷書室があります。


↑覲廷書室の堂に到着しました。この場所は村の子弟が科挙の受験勉強を行うために建てられたものだそうです。こちらも天井や壁、扉に施された装飾が非常に綺麗で、芸術的な作品に仕上がっていました。でもここは勉強のための建物のはず。当時の学生達は当時としてはモダンな建物の中で勉強に集中できたのでしょうね。


↑その隣りにも色々部屋や炊事場などがあるようなのですが、なぜか私が訪れた当日は時間が悪かったのかオープンしていませんでした。残念。

今日はこれにて終了します。明日は近くの山の上にある屏山氏物館を紹介します。


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