くまモンの周到な宣伝戦略の話は、以前に触れました。
お役所仕事のPRといえば下手くそで税金の無駄遣いの典型といわれる中、くまモンはまさに「デビュー前から成功が約束されていた」稀有な成功例といえるでしょう。
そんな中、ゆるキャラグランプリの組織票問題が話題になっています。
大量のメールアドレスを取得して職員に毎日投票させるなど、不自然に大量の票の入るキャラが少なくありません。
くまモンが横綱、ひこにゃん・せんとくん・ふなっしーが小結か前頭上位、後は(他に地元以外で覚えてるもの、ありますか?)すべて幕下以下といえる全国のゆるキャラを、いまさら組織票を使ってまで売名する必要は何でしょうか。
経済効果があるからです。
気持ちはわかる。
数百万円だったふるさと納税が数億円に増えるというなら、誰だってグレーゾーンに踏み込みたくなるでしょう。
しかし、知名度が上がったから必ずしも経済効果につながる、というわけではありません。
ゆるキャラの知名度と地元の実際の経済効果が結びついていない自治体のほうが、実は多いのです。
ちょうどこれを書いている時、テレビでこの問題で当事者(市長など)が意見を主張していました。
いろいろ理屈は並べていましたが、やはり歯切れは悪かったですね。
魅力のある町が、ゆるキャラをいわばアイコン(象徴)として宣伝に使い、魅力を知ってもらう、それが本来のはずです。
ゆるキャラが有名になったからといって町に魅力が生まれるわけじゃない。
2011 年に震災復興をきっかけに始まったゆるキャラグランプリ。
2020 年の「復興五輪」を区切りとして終了するそうです。
ゆるキャラの「本当の」存在価値は、それ以降に問われるでしょう。
おそらく大部分は消え去ると思いますけどね。
お役所仕事のPRといえば下手くそで税金の無駄遣いの典型といわれる中、くまモンはまさに「デビュー前から成功が約束されていた」稀有な成功例といえるでしょう。
そんな中、ゆるキャラグランプリの組織票問題が話題になっています。
大量のメールアドレスを取得して職員に毎日投票させるなど、不自然に大量の票の入るキャラが少なくありません。
くまモンが横綱、ひこにゃん・せんとくん・ふなっしーが小結か前頭上位、後は(他に地元以外で覚えてるもの、ありますか?)すべて幕下以下といえる全国のゆるキャラを、いまさら組織票を使ってまで売名する必要は何でしょうか。
経済効果があるからです。
気持ちはわかる。
数百万円だったふるさと納税が数億円に増えるというなら、誰だってグレーゾーンに踏み込みたくなるでしょう。
しかし、知名度が上がったから必ずしも経済効果につながる、というわけではありません。
ゆるキャラの知名度と地元の実際の経済効果が結びついていない自治体のほうが、実は多いのです。
ちょうどこれを書いている時、テレビでこの問題で当事者(市長など)が意見を主張していました。
いろいろ理屈は並べていましたが、やはり歯切れは悪かったですね。
魅力のある町が、ゆるキャラをいわばアイコン(象徴)として宣伝に使い、魅力を知ってもらう、それが本来のはずです。
ゆるキャラが有名になったからといって町に魅力が生まれるわけじゃない。
2011 年に震災復興をきっかけに始まったゆるキャラグランプリ。
2020 年の「復興五輪」を区切りとして終了するそうです。
ゆるキャラの「本当の」存在価値は、それ以降に問われるでしょう。
おそらく大部分は消え去ると思いますけどね。