明日は参院選の投票日ですね。
選挙といえば、政見放送。
昔は「政見放送といえば赤尾敏か東郷健」だったのですが、彼らが登場しなくなってからはありきたりの内容ばかりで嘘八百を並べる大政党ばかりになってしまいました。
そこに登場してきた最近のダークホースが「NHKから国民を守る党」。
NHKのスタジオで「NHKをぶっ壊す」を連呼するのですから、これは皮肉がきいていて楽しいですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=iRi4od_Thus
いっていることは、しごく真面目です。
NHKの放送にスクランブルをかけて、受信料を払った人だけが観られるようにする、というのが主な公約です。
そしてスマホやネットに受信料をかけるのはおかしいとか、ホテルの全室分の受信料を払わねばいけないのは理不尽だとか、とてもまともなことをいっています。
そして「政治家が馬鹿だからNHKのいいなりになっている」と、当たり前のことを主張しています。
まあおそらく誰も当選はしないでしょうが、彼らの主張には賛同できる部分が少なからずあります。
私たちのパソコンやスマホに受信料などかけられてはたまりません。
「テレビ番組はテレビでリアルタイムで観るもの」という前提で作られている「放送法」、あるいはそれを基に算出される視聴率などは、すでに意味のない時代になっています。
今回の選挙を機会に、あなたもテレビ放送というものを改めて考えてみませんか。