盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

参院選

2019-07-23 15:35:13 | にゃんころ
日曜に行われた、参議院の選挙。
テレビ各局はこぞって開票速報番組を流しました(確か東京ではテレ朝がスポーツ番組だったはず)。
 
やはりNHKを除く民放は、テレ東の「池上彰の〇〇選ライブ」を意識した番組作りをしていました。
しかし切り込みが弱いというか、二番煎じ感がぷんぷん匂ってきました。
改めて「池上無双」の凄さを思い知らされた気がします。
 
さて、テレ東が事前に予想した通り、与党の安定多数、しかし憲法改正の発議に必要な2/3には届かず、という開票結果になりました。
野党の善戦というより、与党に少なからず逆風が吹いていたのと、民主党政権時代の日本のひどさを国民がまだまだ強く覚えている、その結果といえるのではないでしょうか。
 
これで予定通り10月に消費税が上がるでしょうから、私のFFXIは9月でおしまい。アドゥリンミッションは未完のまま終わります。
星唄ミッションはラスボスだけまだ倒せていません。
これらはYouTubeで楽しむことにします。
17年育ててきた2人のキャラは、サービス終了までサーバの中で眠り続けるでしょう。
 
次に年金問題。
2千万円は大げさとしても、多くの人は年金だけではいままでの暮らしを維持できません。
しかし私のように質素でコンパクトな生活をすれば、どうにでもなる問題です。
そもそも日本は人口が多すぎるのです。
働き手不足をAIで補って、今後数十年を乗り切れば、日本は数千万人で現在以上のGDPを維持できるはずです。
もっとも、東北の震災復興もまだ落ち着かぬうちに、オリンピックだの博覧会だの招致しているようでは、怪しいものですが。
 
後はやはり憲法問題でしょうね。
自ら戦争をすることを放棄する。とても尊い憲法だと思います。
しかし、もし他国からの攻撃や侵略を受けた時、いまのアメリカが必ず守ってくれる保証はありません。
ふりかかる火の粉は、自分で払わねばならない。そのために自衛隊がいます。
私は「専守防衛のために自衛隊を憲法に明記する」ことに賛成です。
 
この問題はもっと国民が議論を重ねる必要があります。
撃たれても撃ってはいけない警察や自衛隊に、はたしてどれほどの意味があるのか。
私たちひとりひとりが考えて、国民投票で問わねばならない問題です。
 
 
いずれにせよ、改選前とほぼ変わらぬ結果となった、今回の選挙。
私たちの暮らしがいきなり劇的に変わることはなさそうですが、次回の衆院選のためにも有権者である私たちは、政治の動向に目を光らせておく必要があります。
私たちの一票が、今後の日本を決めるのですから。