塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

真紅に染まる国立競技場

2011-10-10 12:28:35 | 日記
 国立競技場は文字通り「赤」で埋め尽くされることでしょう。

 2011シーズンのヤマザキ・ナビスコカップ決勝は、レッズとアントラーズという
カードになりました。

 僕は勢いという点でレッズに軍配があがる気がしますが、もし彼らが優勝したなら、事
がややこしくなる可能性があります。

 「ややこしくなること」

 それはレッズの監督人事です。

 ペドロビッチ監督の契約期間は1年。

 しかしJ2降格の瀬戸際というリーグの惨状を踏まえると、彼の任期は今シーズンで
終了すると考えるのが普通です。
 
 レッズくらい勝利を要求されるクラブなら、既に水面下で来季の監督構想を練ってい
てもおかしくありませんし、リストアップした人物に

 「打診」

 の準備をしていてもおかしくありません。

 しかし「ナビスコカップ優勝」という結果を残せば、優勝という威光が、ペドロビッチ
政権存続という形に繋がる可能性もあります。

 逆の見方をすれば、この優勝を

 「退任のはなむけ」

 にすることも可能でしょうが、ペドロビッチ本人が納得するかどうかは疑問が残ります。

 レッズは既にGMを解雇し、出直しを迫られています。

 ナビスコカップを仮に制覇しても、「焼け石に水」なのは確かですが、無冠で終えるよ
りはましでしょうね。
コメント
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