塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バイエルン、シャビ。アロンソを獲得へ

2014-08-29 00:35:35 | 日記
 シャビ・アロンソがレアルからバイエルンに移籍します。

 過去レアルは「貴公子」と讃えられ、2度の欧州王者獲得の原動力になったフェルナンド・レドンドを、やはり彼が30を超えてからミランに譲渡し、良い取引をしたと囁いたことがあります。

 実際、ミランにおけるレドンドの影響は故障もあって皆無でしたから、レアル首脳陣の眼があながち間違ってはいないという形にはなりましたが。

 僕が興味深いのは

 「モウリーニョ政権の根幹であったシャビ・アロンソが、グアルディオラの下でどのような技術を会得するか」

 と言う点にあります。

 モウリーニョは中盤でボールを奪った際に、手数を掛けることを嫌いすぐに両翼にボールを散らし、イグアインかベンゼマにクロスを供給するように指示しました。

 一方のグアルディオラは

 「マイボールをが、大切に、丁寧につなぎましょう」

 という考えで、バルサの強化に取り組みました。

 スペイン代表も「ティキ・タカ」と呼ばれる、バルセロナと同じくマイボールを大切んしながら敵陣に侵入するサッカーを志望していましたが、代表とクラブは別物ですしね。

 レアルでの戦いに慣れ切っていたアロンソが、ブンデスリーガにおける間合いと試合展開の速度、そしてグアルディオラの意図を早い段階で認識できれば、シュバイニーの負荷は大きく減るでしょうね。

 グアルディオラとモウリーニョ

 両名だけでなくベニテスとデル・ボスケという優勝経験を持つ指揮官と戦ってきた彼が、近い将来スペイン代表監督に成る布石があるとすれば、それは今回の移籍劇かもしれません。
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代表監督の目指す戦いについて

2014-08-29 00:22:44 | 日記
 昨日、ウルグアイ戦とベネズエラ戦に挑む日本代表23名が発表されました。

 この23名は現段階での23名であり、今後も入れ替えが行われるはずですが、僕個人はFC東京のふたり、米本と太田が入ってもおかしくはないと考えていますが。

 日本に限らず、どんな代表監督も任期中は

 「この選手は外せない」

 という選手を見つけ、そこに肉付けをしていきます。

 その一方でその選手が病気や体調不良、カード累積で出場不可の場合も考慮せねばなりませんが、多くの場合、目星を付けた選手と同じ働きを持つ選手を見つける事の方が困難です。

 イタリアは2004年の欧州選手権、トッティの離脱が大きな波紋を呼びましたし、日本も今夏は本田と香川の体調不良が誤算でした。

 同じ働きを持つ選手は、個人にも特徴がありますから完全に重なるわけではないのですが、逆にこの重複が代表に混乱をもたらす場合もあります。

 この例もイタリアで顕著に見られ

 バッジョかデルピエロか
 マッツオーラかリベラか

 と言う形で、メディアとファンが紛糾してきました。

 代表監督は同時起用はあまりに危険性を含むということで躊躇してきましたし、1998年ワールドカップでは、デルピエロの体調が思わしくなく、バッジョが代役としてその任務を果たしたのですが。

 アギーレ監督も当然、軸となる選手を早々と見つけたいはずです。

 その一方で、軸に頼った戦いも、そうでない場合も同様の危険性を抱えていることを忘れてはいけません。
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