塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が監督に希望すること、それは

2014-08-27 01:40:29 | 日記
 今の職場で10年間業務をこなしてきた甲斐があったと思うのは、新しい従業員たちが

 「塚田さんどうしましょうか?」

 と頼ってくれる時です。

 自分で言うのもおこがましいのですが、僕は聞かれた事に対して後回しにする事が少なく、声を荒げる、激怒する、叱るという感情を示さないので、恐らく聞きやすいと感じているのでしょうね。

 僕に尋ねて問題が解決して

 「聞いて良かった」

 と思ってくれるなら幸いですが。

 サッカー選手も、話を監督やGMが聞いてくれるだけで嬉しいと思うのではないでしょうか?

 例えばアルバロ・レコバがインテル時代

 「ミルケア・ルチェスクは僕が必要だと言ってくれたんだ」
 「それに引き替えジジ・シモーニは、僕の事が視界に入ってはいなかった」

 と語っていたのです。

 シモーニはインテルの主力から評判の良い人物でしたが、レコバの意見を考慮しますと、先発選手だけに力を注いでいたようにも見受けられます。

 エルナン・クレスポがいつも

 「アンチェロッティはパルマ時代からいつも僕を気にかけてくれていたんだ」

 というように、選手は監督から出場のある無い関係なく、起用方針や練習内容を丁寧に説明して貰えたならば、それだけで鬱憤が飛んでしまうのでしょうか。

 日本代表の選手たちも、アギーレ新監督と密な話し合いが出来れば良いのですが。
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サッカーでも、新しい強化策が必要だ

2014-08-27 01:29:29 | 日記
 NBAダラス・マーベリクスのオーナーであるマーク・キューバン。

 彼は熱心なマーベリクス・ファンであり、買収後も様々な案件で強化を担うのですが、そのうちのひとつは、それまでのバスケットボール界の判断基準を覆す事になります。

 キューバンが手掛けた強化策、それは

 「ビジター・チームをもてなす」

 と言う事です。

 ビジターは勿論「訪問者」、つまり余所の土地からやってきた人物を指しますから、ファン心理からすれば煙たい存在ですよね。

 ビジター・チームに与えられるアリーナのドレッシング・ルームは窮屈で非衛生的だったのですが、キューバンは相手をもてなす、寛げる環境を提供することを決心します。

 一見矛盾する子の発案、他チームのオーナーだけでなく誰もがこの慣習は

 「相手に勢いをつけさせない」
 「やる気を失わせて試合を有利に運ぶ」

 ものとして不可欠と考えていました。

 キューバンは相手をもてなすことで

 「ここまで丁重に扱うチームに移籍したい」
 「ホームとしてマーベリクスでプレイするならば、もっと歓迎されるはずだ」

 そう、トレードやFAでチームを探す選手が、マーベリクスに移籍したいと思わせるための策として、この強化を考えたのです。

 マーベリクスがダーク・ノビツキーを軸に全米王者に輝き、キューバンの夢も実るわけですが、サッカーでも金銭以外の強化策を見つける時代に来たと思います。

 移籍金100億円が珍しくない現代、金持ちはともかく、そうでないクラブは本当の意味での

 「独自路線」

 を考えねばなりません。

 アンヘル・ディ・マリアが110億円でユナイテッドに移籍しますが、それは当然一部のクラブ同士での

 「売買ゲーム」

 のようなものですから。
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