前回お話しした朝日新書「パンデミック以後」
その66ページにおいてエマニュエル・トッドは
「これまでグローバル化の恩恵を享受していた中間層、管理職なども含めた大半の階層が、次から次へと下方への転落に引きずり込まれている」と記しています。
この一文を読んで真っ先に感じたことは
1・FCバルセロナとアトレティコ・マドリードの財政問題
2・UEFAチャンピオンズ・リーグに参戦するか否か
という2点でした。
トッドは新型コロナウイルスにより、物資の中国依存が明らかになったと語りますが、サッカーも同様でアトレティコとワンダの関係は既に絵に描いた餅ですよね。
ワールドカップの広告塔としてハイセンスを筆頭に多くの企業がはせ参じた2018年と2022年では、その様相は大きく変化するのではないでしょうか。
チャンピオンズ・リーグに参戦し続けることはエリートとしての対面を保ちづつける方便であり、何よりヨーロッパ・リーグへの参戦は転落を意味し、いずれの出場権も選らない場合は崩壊を意味する。
それはアーセナルへの世論が厳しいことを見ると頷けなくはありませんし、J1でもAFCチャンピオンズ・リーグに参戦できるリーグ3位とそうではない4位の境目は、単なる順位を超越しています。
欧州スーパーリーグっ構想は
俺たちこそが主役である
だからこそリーグを行う価値があるのだ
という自尊心が一番の根底だったのでしょうか。
ちなみにこのリーグ構想は完全に頓挫したわけではなく、1部20クラブ、2部20クラブで昇格と降格を用いるという新しい方式を採用し、実行されるとも言われています。
お金儲けに疲弊すると片田舎に引っ越したいと思うようですが、欧州主要クラブの会長たちにそのような考えは微塵もないようですが。
その66ページにおいてエマニュエル・トッドは
「これまでグローバル化の恩恵を享受していた中間層、管理職なども含めた大半の階層が、次から次へと下方への転落に引きずり込まれている」と記しています。
この一文を読んで真っ先に感じたことは
1・FCバルセロナとアトレティコ・マドリードの財政問題
2・UEFAチャンピオンズ・リーグに参戦するか否か
という2点でした。
トッドは新型コロナウイルスにより、物資の中国依存が明らかになったと語りますが、サッカーも同様でアトレティコとワンダの関係は既に絵に描いた餅ですよね。
ワールドカップの広告塔としてハイセンスを筆頭に多くの企業がはせ参じた2018年と2022年では、その様相は大きく変化するのではないでしょうか。
チャンピオンズ・リーグに参戦し続けることはエリートとしての対面を保ちづつける方便であり、何よりヨーロッパ・リーグへの参戦は転落を意味し、いずれの出場権も選らない場合は崩壊を意味する。
それはアーセナルへの世論が厳しいことを見ると頷けなくはありませんし、J1でもAFCチャンピオンズ・リーグに参戦できるリーグ3位とそうではない4位の境目は、単なる順位を超越しています。
欧州スーパーリーグっ構想は
俺たちこそが主役である
だからこそリーグを行う価値があるのだ
という自尊心が一番の根底だったのでしょうか。
ちなみにこのリーグ構想は完全に頓挫したわけではなく、1部20クラブ、2部20クラブで昇格と降格を用いるという新しい方式を採用し、実行されるとも言われています。
お金儲けに疲弊すると片田舎に引っ越したいと思うようですが、欧州主要クラブの会長たちにそのような考えは微塵もないようですが。