塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて考えるヒュンメルとジェフの新契約

2021-11-30 21:38:07 | 日記
 ジェフユナイテッド市原・千葉は、来季からヒュンメルと新契約を結びます。

 僕はこの報道を聞いたその日にブログの題材にしたのですが、その際

 「ミズノが手掛けたjリーグ発足当時の面影が感じられます」

 とお話ししました。

 ヒュンメル公式ホームページを閲覧しますと、ヒュンメル側も「原点回帰」ということでリーグ発足当時の息吹を感じさせる願があった模様で。壁紙にはピエール・リトバルスキーが確認できます。

 リティとオルデネビッツ ジェフ
 ウーベ・ラーンとミハエル・ルンメニゲ レッズ

 創成期のJクラブではドイツ代表経験者も珍しくなく、当時の世相が見えてきますね。

 池波正太郎がしばしば

 「新しい物は古い物をも直して誕生する」

 と語りますが、2022年のジェフのジャージはまさに「温故知新」と言える形です。

 ジェフのファンは焦れているでしょうから、この新ジャージにはプロ化当時の熱い熱気を呼び起こす、という意味合いもある気がします。

 1・同じ千葉県の柏レイソルは、リーグ優勝、クラブ・ワールドカップ出場など、獲得トロフィーで上回る
 2・古川電工という日本リーグ時代から日本サッカーに貢献してきた歴史の長さ
 3・JSL時代から戦ってきた浦和レッズ、横浜F・マリノスもリーグ優勝を経験している
 4・JSLでは2部だった鹿島アントラーズは、既に20回優勝を得ている

 というように、栄光がぶしつけですが「過去」の形になることがあるでしょうし、J2での戦いも長くなりました。

 J2のようにクラブ数が多く、リーグそのものが長期間という形は世界でも類をみない、過酷な代物です。

 その過酷な舞台を戦うパートナーして、ヒュンメルがジェフと共闘することは、興味深く思えます。
 

 
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レオ・メッシ、最多7度目のバロンドール受賞

2021-11-30 21:10:18 | 日記
 レオ・メッシが通算7度目のバロンドール受賞となりました。

 2位はポーランド代表のホベルト・レバンドフスキですが、メッシも言及したように2020年バロンドール受賞式があれば、彼が戴冠していたに違いなでしょうからね。

 以前にもお話しましたが、バロンドールを主催するフランス・フットボールは、ペレが受賞対象であれば7度受賞していたに違いないと語っています。

 したがって性別問わず受賞者として

 1・1995年男子バロンドール リベリア代表 ジョルジュ・ウエア
 2・2011年女子バロンドール 日本代表 澤穂希

 の名前が輝き続けることは本当に意義ある事だと思います。

 特にジョルジュ・ウエアが一番輝いたであろうACミラン時代の前、彼はパリ・サンジェルマンの選手でした。

 当時のパリ・サンジェルマンは現在のように、世界のトップ・オブ・トップが終結するよりは

 「ここでの活躍を契機として、更なるビッグクラブへ移籍したい」
 「より良い報酬と待遇を求める」

 という、ある種欧州の舞台に慣れるためのクラブ、という側面がありました。

 中には門戸を拡大したことを、世間に知らしめるための選出だった、という声があることも確かですが、1990年代中期のジョルジュ・ウエアが凄みを持つ選手であったことに間違いはありません。

 1990年代から2000年代までACミランは

 マルコ・ファンステン オランダ代表
 デヤン・サビチェビッチ ユーゴすら尾田代表
 オリバー・ビアホフ ドイツ代表

 という外国籍のほか、ピッポ。インザーギというイタリア代表の主軸、そして何よりの全盛期のアンドリュー・シェフチェンコを見られる幸運に恵まれました。

 この当時をしるファンは、40歳を超えたイブラヒモビッチが退団した後の前線にいくばくかの不安を感じるのではないでしょうか。
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ワクチン接種の反動がきました

2021-11-30 20:52:34 | 日記
 今朝、体温測定の際本当に安堵しました。

 昨日、診療所でインフルエンザ・ワクチンを接種した影響でしょう、夕食後37度台前半の微熱が生じ、睡眠の際は水枕を使って冷却したんですよ。

 熱はさしたるものではないのですが、僕の勤務先には新型コロナウイルス対応のサーモグラフィが設置されており、発熱が確認される勤務できないのですね。

 3時頃に一度起きて測定すると36度台にまで回復していたのですが、やはりワクチンの副作用とはいえ、簡単に勤務は休めませんので。

 その際感じたのが

 「日本はこうして清潔な水が飲める」
 「アジア諸国やアフリカ諸国ではまだ、清潔な水を飲む環境が十分ではないな」

 というものでした。

 よく日本代表が東南アジアに遠征する際、コーチたちから指摘されることに

 「僕ら代表スタッフが用意したボトルから水をのむように」
 「未開封のボトルかどうか確認は必須だよ」

 というものです。

 熱で動けない場合、水分補給は必須事項ですが、日本では別にミネラルウォーターを購入しなくとも、水道水で十分賄えます。

 しかし、政権の混乱や部族同士の争いもあるのでしょう、大陸を跨ぐことで違った風景がまたそこには広がります。

 Jリーグはアジア枠として東南アジア各国と提携していますが、親善試合だけではなく病気の予防法や清潔な飲料水を提供する手助けができると良いのではないか、と考えました。

 僕は今回、あくまでワクチンの副反応が要因とされる発熱でしたから、たいしたことはありませんでした、仮にインフルエンザであればこんな悠長な事はいってはいられません。

 しかし、薬の提供すらままならない国があるのであれば、ある種のサッカー外交がもたらす意味合いは、僕らが思うよりも多大な影響があるように感じませんか。
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