塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長野市に出かけた際、淡い下心がありました

2021-11-09 21:13:57 | 日記
 一昨日長野市に出かけた際、淡い期待を込めてお金を多く所持していたんです。

 長野東急百貨店の紳士靴売り場では、以前から「ディアドラ・ヘリテイジ」を取り扱っており、日本市場での展開が終了したならば、イタリア製も含めて「おまけ」しているかもしれないと考えた為です。

 実際価格は割引してありましたが、サイズは「現品のみ」ということで、僕の希望サイズはもうありませんでした。

 版権が消えることもそうですが、新型コロナウイルスの影響で長野市に出向こうとしても無理だった状況が続いたので、まあ致し方ありません。

 ディアドラに限らず、サッカーではマイターが撤退し、ロットが試行錯誤を繰り広げ、一時期ですがエーラインが参入したこともありました。

 彼らも日本市場はどういう展開が可能で、どのような商品構成であればお客がつくのかは、当然事前調査はしていたと思いますが、何かが商売としてうまくいかない理由があるのでしょうね。

 ナイキも当初は

 「ブルーリボン・スポーツ」

 を名乗り、米国市場にオニツカタイガーの靴を卸すことから起業しているわけですが、どんな職種でも下積みは必要という意味合いでしょうか。

 ちなみに冬の高校選手権、長野県代表は市立長野高校が初出場を決めたのですが、対戦相手の長野日大高校と共に、ジャージはいずれもアスレタの品でした。

 アスレタはトッパーやペナルティと並ぶブラジルの老舗ですが、現在は基本日本での流通が主ですよね。

 日本市場ではトッパーは見かけず、レノファ山口と契約するフィンタの方を見かけるわけですが、日本で勝負するには自社の企画だけでなく、代理店との相互理解が不可欠、のように思えますね。
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宗教的価値観の中におけるサッカー

2021-11-09 20:52:51 | 日記
 ローマン・カソリックが国教であるイタリアとスペインですが、奏でるサッカーの音色はまるで異なります。

 今でこそロベルト・マンチーニ政権において、より重心を前に置いた展開のサッカーを行うようになり、ユヴェントスのフェデリコ・キエーザやナポリのロレンツオ・インシェーニェなど、素晴らしい選手がいますよね。

 ただ見方を変えれば、イタリア最大の人材は

 パリ・サンジェルマン GK ジャンルイジ・ドンナルンマ

 という言い方も可能でしょう。

 スペインはイタリアの守備構築を羨むような気配はなく、とりわけ2008年欧州選手権優勝以後から、攻撃の多彩化という点でイタリアを完全に凌駕しています。

 両国は冒頭でお話ししたように、宗教的価値観は同様のはずですから選手に限らず、移住することに抵抗感は少ないかもしれません。

 一方でドイツやイングランドは「プロテスタント」になります。

 つまりローマン・カソリックに強烈なカウンターを喰らわせた存在であり、このように宗教的価値観の異なる国から移籍をする、または迎え入れる際に何かしらの心理的抑圧はないものだろうかと考えてしまいます。

 我が家が曹洞宗であり、福井県にある永平寺が総本山になります。

 かといって浄土真宗や真言宗など、他の仏教の教えを通常意識しませんし、なにより「仏教」という宗教の中にいずれも収まっています。

 しかし欧州の宗教戦争は凄まじいですし、それはイスラム教やユダヤ教など、他の一神教との闘いもありました。

 ですからクラブサッカーは基本、人種だけでなく奉る宗教的価値観の相違の中で生きているわけですが、これには学ぶべき点が大きいと感じます。

 ロベルト・バッジョが仏教に帰依すると発表し、代表合宿で祈りを捧げている姿を奇異に見ていたという報告もあり、綺麗ごとで無いことも確かなのですがね。
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人間性が先か手腕が先か

2021-11-09 20:42:21 | 日記
 日本テレビ系列の中京テレビが企画する火曜日19時からの「おもうまい店」
 
 前任となる「火曜サプライズ」終了を受けて始まったわけですが、評判は非常に良いようですが一方で

 「紹介された店舗は遠くて食べには行けないな」

 という声もあるとのこと。

 逆に言えばそれだけこの番組を楽しみにしている、見解を持つ方が多いという証でもあります。

 紹介される店舗の基本事項は

 1・とにかくが安い
 2・量も具材も豊富で店内は活気にあふれている
 3・店主のほとんどが儲けを度外視している

 という点にありますが、とくに「3」に関してはある意味経営者としては致命的ですよね。

 人間的な魅力はあるが、経営方針はさっぱり、という形でも営業が続けることが可能なのは、家族営業を軸に(中にはウーバーで働く方がいたほどです)何か理由があるのでしょう。

 しかし、経営に精通していなければ、どれだけ料理の腕が素晴らしくでも不足ではないでしょうか。

 ジーコが日本代表監督の際もそうでした。

 ジーコの人柄や人間性に問題点など何も見つからない
 ただ、指揮官としてはどうなんだろうか

 という解釈が常に成り立っていました。

 それは現在、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官、オレ・グンナースールシャールの寄せられる声と同様でもあります。

 「明確な戦術や自主性がない」
 「勝負強さにかける」

 という批判は、ホゼ・モウリーニョやアントニオ・コンテのような激高する傾向の指揮官には当てはまりません。

 人間的に大きな魅力を持ち同時に勝たせることができる指揮官など、まずいないと思いますよ。

 それはかのクライフが配下の選手たちから

 「指揮官としては最高峰だが、人間としての彼はくそ以外の何者でもない」

 と言い切られたことからもわかります。

 それはロマーリオやフリスト・ストイチコフのような、外国籍の選手からの意見でしたが、不思議なことに愛弟子であるグアルディオラにも土曜の傾向がありますから。
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