塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自分が発しない枕詞

2021-11-24 21:59:30 | 日記
 平凡社新書「オペラでわかるヨーロッパ史 加藤浩子著」に代表される、芸術面から史実をめぐる新書は読んでいて面白いものです。

 その中でよく登場されるのが、英国女王エリザベス1世で、彼女は自分自身で自分を

 「私は英国と結婚している」

 と語り、処女王と呼ばれる存在でした。

 歴史上にはキリスト教を帝政ローマの国教として認知した皇帝コンスタンティヌスが「大帝」と呼ばれる、国ではスペインが「太陽の沈まない国」と評されましたが、そのフェリペ2世を含む王侯貴族たちがこれらの言葉をどう捉えていたのか。

 それは定かではありません。

 エリザベス女王のように自ら語る事
 大衆が皇帝、王を評価すること

 では枕詞の意味合いが異なると思いますが、文献は残されていないようで彼らの胸の内はなかなか掴めませんが。

 ではレオ・メッシはどうでしょうか。

 メッシはファンから「神の子」「天才」と讃えられ、バロンドールを主催するフランス・フットボールが、既に今季のバロンドールに選出したという話もあります。(実際は定かではないと思われますが)

 でも、これらの枕詞はレオ・メッシ、父で代理人のホルヘ・メッシがつぶやいたものではなく、周囲が喧伝しているものです。

 だからこそパリという異国の、それも首都の喧騒の中でプレイする彼に対し、天才や神という言葉が勝手に一人歩きしてしまい、追い込んでいるように思います。

 実際はパリ・サンジェルマンはあくまで、キリアン・エムバッペの長所を最大限考慮して作られている、つまりFCバルセロナの描く展開とは全く異なる、という点が、レオ・メッシがレオ・メッシではいられない理由と聞きます。

 まず彼を奉るような形ではなく、一人の人間がそこにいると考えるべきではないでしょうか。

 
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使い込まれたブランド品と選手たち

2021-11-24 17:32:03 | 日記
 僕はインターネット通販をしない一方で、比較的店舗を尋ねます。

 間隔をおいて尋ねますが、ショーケースの中に鎮座しているブランド品でも、さほど使い込まれた形跡がなくとも、驚きの金額で売られていることが多々あります。

 とりわけ革製品はキップレザー、カーフレザー、コードバンにブライドルレザーと、その質感が素材と鞣しによって大きく異なりますし、最近はエキゾチック・レザーという形で、より多くの革が選択できます。

 また、僕は身長168センチとサイズ表記でSサイズとMサイズの丁度中間に位置するので、セーターやスエットシャツはどうしても試着してから購入したいのです。

 前回お話したブランド品はショーケースの商品で実際手に触れてはいません。

 ただ、眺めてていても目立った形跡はありませんし、僕の小遣いで買える範囲ならば新調しても良さそうな雰囲気なんですよね。

 サッカー選手の移籍、30台半ばになると難しさを増すのは、クラブが恐らく

 「使い込まれた選手だから」
 「年齢を考慮すれば体力を怪我を負った際のリスク・マネージメントが困る」

 という見合いが強いためではないでしょうか。

 AC長野パルセイロが過去、日本代表選手(代表例は2019年引退の明神智和)や、スイス代表のGKジョニー・レオーニーを獲得したのは、使い込まれていることは場数があると判断したためです。

 彼らの経験値を最大限活用すれば、J2昇格が容易になると考えたのでしょうが、実際は2022年もJ3が舞台です。

 使い込まれたブランド品は確かに価格が抑えられていますが、実際は自分の目で確認した方が良いと思います。

 僕がブランド品で低価格、でも状態が良いという商品と出会うのは、店舗に出向く頻度が多め、ということもありますが、偶然売り切れにならなかった点もあります。

 サッカーの移籍市場でも人気選手がすぐに買い手がつくのは当然ですからね。
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どうして皆、ブランド品を所持したいのでしょうか

2021-11-24 17:14:50 | 日記
 世の中には

 1・自分の服装にとにかく気をかける人
 2・自分の服装に気をかける人
 3・自分を服装を気にかけない人

 が存在すると思います。

 奇妙なのは「3」であろう方々も、財布だけはコーチやグッチ、ルイ・ヴィトンを愛用していることが多い点です。

 またリーバイスやりーの復刻場デニムを愛用している方々は、吉田カバンで財布やカバンを統一していること見受けられる一方、栃木レザーを用いたアメリカン・ウエア用の財布、ということも多いですね。

 ある程度背広やオーバーコート、マフラーの配色、素材、着こなしに気配りをしている方がブランド財布、コードバンに代表される革財布を持つことは頷けますが、構っていない人がブランド財布を持つ。

 この一見ミスマッチの事例はどうして起こりえるのでしょうか。

 それはブランド品を購入すること、携帯することが

 所持者の自尊心を満たすため
 美しい物を見極めるという審美眼を持つため

 につながるためではないでしょうか。

 スペインのハプスブルク帝国にフェリペ4世という皇帝が存在しましたが、彼は基本「ボンクラ」と呼ばれるも、芸術に対する審美眼は突き抜け問えり、あのディエゴ・ベラスケスを見抜いたことはよく知られています。

 そう、フェリぺ4世にとって美しい物を見抜く洞察力は、自身の誇りと根幹を際立たせたに違いありません。

 今、プレミア・クラブは仮に最下位になったとしても、テレビ放映権だけで60億円も得られますよね。

 したがってオーナーは各国代表を比較的簡単に獲得することができますが、それは下位クラブにあの有名選手が移籍する、というファンの自尊心を満たすため、同時に自分の誇りを守るためにある気がします。

 僕も今、ブランド品を数点買えたら良いなあと思っていますが、それは僕は支払い可能なな金額であり、同時に必要だと思っている品だからです。

 クラブでも僕たちも、乱獲は避けるべきですからね。

 
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今日、無事タイヤ交換を終えました

2021-11-24 17:01:57 | 日記
 昨日お話ししたように、今日スタッドレスタイヤに履き替えました。

 また散髪もして必要な日用品も購入して帰宅しましたが、感じたことは手持ちのお金はやはり、必要な品を最優先して買っていく方が賢明だ、という当たり前の事でした。

 僕の散髪はシャンプーと髭剃りなしの、10分1100円散髪ですがこの内容でよいと思いますし、自力でスタッドレスタイヤに履き替えられる方は、自分で交換してお金を浮かしたらよいと思います。

 でも僕はできませんし、何よりできないことはエキスパートに任せればよいですし、そのためにお金を支払うことは致し方ありません。

 サッカーでも補強は常にクラブとGMを悩ませる問題ですが、本当に必要な選手だけを獲得する事は正直無理があります。

 時には契約解除金を考慮して妥協することも否めません。

 インテル・ミラノは2003年、最終ラインのてこ入れを画策し、移籍してきたのはパルマ在籍のファビオ・カンナバーロでしたが、本当は同じイタリア代表のアレッサンドロ・ネスタでした。

 ただ経営状況が最悪であるラツイオが、このイタリア代表を安売りしないと決めだ段階でインテルは悩んでしまい、同じイタリア代表ならば、ということでカンナバーロを獲得します。

 ただ、ラウイオからACミランに移籍して長年最終ラインに君臨したネスタ、2季でユヴェントスに去ったカンナバーロ。

 この事例だけを見ても、契約解除金は瞬時に判断すべきではなく、本当に必要で彼に任せたいと思うならば、奮発することは必要という、契約事例と言える気がします。

 僕は今月、冬用ホーズを2足買い足したいと思いますが、やはり重衣料が必要な冬は暖房費などを含めてコストがかかります。

 だからこそ必要な品を見極める、価格を考慮するという感覚が不可欠といえそうです。
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