平凡社新書「オペラでわかるヨーロッパ史 加藤浩子著」に代表される、芸術面から史実をめぐる新書は読んでいて面白いものです。
その中でよく登場されるのが、英国女王エリザベス1世で、彼女は自分自身で自分を
「私は英国と結婚している」
と語り、処女王と呼ばれる存在でした。
歴史上にはキリスト教を帝政ローマの国教として認知した皇帝コンスタンティヌスが「大帝」と呼ばれる、国ではスペインが「太陽の沈まない国」と評されましたが、そのフェリペ2世を含む王侯貴族たちがこれらの言葉をどう捉えていたのか。
それは定かではありません。
エリザベス女王のように自ら語る事
大衆が皇帝、王を評価すること
では枕詞の意味合いが異なると思いますが、文献は残されていないようで彼らの胸の内はなかなか掴めませんが。
ではレオ・メッシはどうでしょうか。
メッシはファンから「神の子」「天才」と讃えられ、バロンドールを主催するフランス・フットボールが、既に今季のバロンドールに選出したという話もあります。(実際は定かではないと思われますが)
でも、これらの枕詞はレオ・メッシ、父で代理人のホルヘ・メッシがつぶやいたものではなく、周囲が喧伝しているものです。
だからこそパリという異国の、それも首都の喧騒の中でプレイする彼に対し、天才や神という言葉が勝手に一人歩きしてしまい、追い込んでいるように思います。
実際はパリ・サンジェルマンはあくまで、キリアン・エムバッペの長所を最大限考慮して作られている、つまりFCバルセロナの描く展開とは全く異なる、という点が、レオ・メッシがレオ・メッシではいられない理由と聞きます。
まず彼を奉るような形ではなく、一人の人間がそこにいると考えるべきではないでしょうか。
その中でよく登場されるのが、英国女王エリザベス1世で、彼女は自分自身で自分を
「私は英国と結婚している」
と語り、処女王と呼ばれる存在でした。
歴史上にはキリスト教を帝政ローマの国教として認知した皇帝コンスタンティヌスが「大帝」と呼ばれる、国ではスペインが「太陽の沈まない国」と評されましたが、そのフェリペ2世を含む王侯貴族たちがこれらの言葉をどう捉えていたのか。
それは定かではありません。
エリザベス女王のように自ら語る事
大衆が皇帝、王を評価すること
では枕詞の意味合いが異なると思いますが、文献は残されていないようで彼らの胸の内はなかなか掴めませんが。
ではレオ・メッシはどうでしょうか。
メッシはファンから「神の子」「天才」と讃えられ、バロンドールを主催するフランス・フットボールが、既に今季のバロンドールに選出したという話もあります。(実際は定かではないと思われますが)
でも、これらの枕詞はレオ・メッシ、父で代理人のホルヘ・メッシがつぶやいたものではなく、周囲が喧伝しているものです。
だからこそパリという異国の、それも首都の喧騒の中でプレイする彼に対し、天才や神という言葉が勝手に一人歩きしてしまい、追い込んでいるように思います。
実際はパリ・サンジェルマンはあくまで、キリアン・エムバッペの長所を最大限考慮して作られている、つまりFCバルセロナの描く展開とは全く異なる、という点が、レオ・メッシがレオ・メッシではいられない理由と聞きます。
まず彼を奉るような形ではなく、一人の人間がそこにいると考えるべきではないでしょうか。