米国から取材のため来日している記者たちも、東京ドーム周辺の喧騒は異常と感じている様子です。
ただ、この状況はあくまで「日本と東京」という地理的な背景のためで、過去のボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキースがイングランド開催の公式戦では、ここまでの状況ではなかったと思いますよ。
お土産を買うために何時間も待つ
大谷翔平の名前を連呼するファン
彼らは大リーグに関心があるのか、選手個人に関心があるのか、はたまた最高峰の試合を観たいために集うのか、僕にはさっぱりわかりません。
もちろん日本のファンでは、北海道日本ハムファイターズ、LAエンゼルスとドジャース、3つのチームすべてのグッズを持つ方が多い問いもいますし、大谷翔平の移籍で応援するチームをくら替えしているかもしれません。
この「ひいき選手」の移籍で応援先を変化させるという光景、実は日本独特の考えで、とりわけ欧州サッカーではまず受け入れられません。
ファンは選手ではなく「クラブ」を最重要と考えます。
クラブがあってこその選手であり、その逆はない
ホームタウンには、それだけの重みがある
事を彼らは理解しています。
ロベルト・バッジョがインテルやボローニャ、ブレシアと移籍し、その都度レプリカジャージを買い、贔屓クラブの情報を集めていた日本の型が、イタリアでは呆れられたという話があった気がしましたよ。
日本代表のバーレーン代表との対戦、既に入場券は完売していますが、ある意味サッカー好きの「当てつけ」の印象も強い気がしますが、僕の錯覚でしょうか。
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