グローバルラインと日本企画では、こうも商品展開が異なるのかと、前回お話ししたコンバースの事例でもよくわかります。
例えばアンブロの日本国内展開は、スパイクでいえばアクセレレイターになるわけですが、グローバルラインでいえばもっと多様な展開があると聞きます。
アンブロは2024年、生誕100周年を迎えたこともあり、日本でもお祝いのイベント「ポップアップ」が開催され、大盛況だったわけですが、この垣根を超えることは僕らが思う以上に難しいのでしょう。
ヒュンメルがデンマーク本国でどのような展開を見せているかわかりませんが、恐らくSSKが展開する商品構成とは、ずいぶん異なるのでしょうが、ハンドボールも支援している点は変わらないと思いますが。
そのコンバースは日本企画で再度、「アクセレレイター」を市場の投入します。
コンバース契約選手、ケビン・ジョンソンに提供した一足
コンバース伝統のシェブロン・スターがサイドに輝く
という、伝統を重視したデザインには好感がもてます。
ただSHAI001のような大胆さ、言い換えれば「ふてぶてしさ」が感じられないことも確かだといえますが。
コンバース・ジャパンのバッシュは、米国コンバースと異なりナイキの技術を継承できませんから、ある意味コンバース・ジャパンには開発力があると思うんですよ。
これら日本企画は当然、日本人の足型を尊重していますが、どこか物足りない印象が強いように感じますね。
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