面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

自民党総裁選でメディアジャックか

2024-08-25 21:22:22 | 政治
私はテレビは見ないし、新聞もほとんど読まないのでいまひとつピンと来ないところはあるが、自民党総裁選がメディアジャックしているようだ。連日新聞とテレビの話題を拐い国民に自民党総裁選に注目させることに成功している。

マスコミに連日連夜報道されれば支持率は上がる。大衆とは世論とはそういうものだ。米国大統領選で莫大な献金を受けマスコミに広告を出すのはそのためだ。令和3年の総選挙でも自民党総裁選でメディアジャックしたために自民党が勝利したのだ。このままではまた自民党が勝つことになる。

~~引用ここから~~
低迷続けた岸田政権、一方伸びる自民支持 総裁選に「変革」期待か | 毎日新聞

低迷続けた岸田政権、一方伸びる自民支持 総裁選に「変革」期待か | 毎日新聞

 24、25日実施の毎日新聞世論調査で、岸田内閣の支持率は7月の前回調査(21%)から2ポイント上昇の23%で、横ばいだった。一方、自民党の支持率は前回(21%)から8ポイン...

毎日新聞

 


 24、25日実施の毎日新聞世論調査で、岸田内閣の支持率は7月の前回調査(21%)から2ポイント上昇の23%で、横ばいだった。一方、自民党の支持率は前回(21%)から8ポイント上昇の29%。退陣表明をした岸田文雄首相(自民総裁)の後任を決める自民総裁選の前哨戦が本格化しており、首相・総裁交代による変革への期待感が自民支持率を押し上げた可能性がある。

 内閣支持率が30%を下回るのは14カ月連続。内閣不支持率は前回(73%)から2ポイント下落の71%だった。

 内閣支持率は自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を背景に2月に岸田政権としては最低の14%を記録。その後も低迷が続いている。岸田首相は14日の記者会見で総裁選不出馬を表明しており、2021年10月に発足した岸田政権は約3年で幕を閉じる。

 岸田首相の総裁選不出馬をどう思うかとの質問では、「妥当だ」が71%を占め、「立候補すべきだ」は9%、「どちらとも言えない」は19%だった。自民支持層でも62%が「妥当だ」と答え、「立候補すべきだ」は12%にとどまった。

 岸田政権の約3年間への評価を巡っては…(以下有料)
~~引用ここまで~~


>一方、自民党の支持率は前回(21%)から8ポイント上昇の29%。退陣表明をした岸田文雄首相(自民総裁)の後任を決める自民総裁選の前哨戦が本格化しており、首相・総裁交代による変革への期待感が自民支持率を押し上げた可能性がある。

早くも自民党の政党支持率が上がっている。自民党総裁選によるメディアジャック効果だ。このままだと誰が総理総裁になろうともそのあとの解散総選挙で自民党が勝つことになる。

しかし立憲民主党の代表選に出馬を表明しているのは、泉健太、枝野幸男、野田佳彦で馬渕澄夫と江田憲司は推薦人が集まりそうにない。泉健太か枝野幸男か野田佳彦では腐っていても自民党の方がマシだ。3人とも財務省の犬の緊縮財政派だからだ。

そうはいっても自民党の総裁候補も高市早苗と小林鷹之を除けば残りは緊縮財政派だ。岸田文雄内閣が続くと見て良い。

だが自民党総裁選で誰が勝つのかは全くわからない。識者にも読める人はいないだろう。乱立しすぎている。

高市早苗に勝って欲しいところだが、難しいかもしれない。世論人気は石破茂が一番だし、小泉進次郎も人気がある上国会議員の支持者が多いみたいだからだ。この二人で決選投票で自民党内で人望がない石破茂は票を集められず小泉進次郎が総理総裁だろうか。そして経験不足から第一次安倍晋三政権のようにグダグダになり参院選で敗北し、退陣か。

参考ブログのトトメス5世によればそうなりそうで、説得力がある。

また自民党政権がだらだら続くのは嫌だが、立憲民主党は民主党から中枢が変わらないのだ。それでは支持できないし、支持されるわけがない。

メディアジャックにより国民が支持する政党が決まり選挙に勝つ政党が決まるのが嫌だから新聞不買・解約とテレビのワイドショーを見ないことを呼び掛けているのだが、やはりまだまだ影響力はあるのだ。困ったものだ。

政治を良くするためには政治に関心を持ち選挙に行くしかない。投票だけはしよう。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。


(参考ブログ)
自民党総裁選から総選挙、「誰がなっても安泰」とうそぶく長老

自民党総裁選から総選挙、「誰がなっても安泰」とうそぶく長老

総裁選が話題になり政党支持率が上がれば『誰が総裁でも選挙で勝てる』と自民党幹部はうそぶいている 本命不在の自民党総裁選 支持重複・共倒れ可能性 「合従連衡」本格化...

世界のニュース トトメス5世

 

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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくり (サムライグローバル鉄の道)
2024-08-28 22:36:56
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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