先日ブログで「国内線制限中の陸路移動」を載せた。
本日、国内線の「規制緩和が発表された」
19路線の38便が10日に運航された。
再開はされたが、結局行った先での「隔離措置は続いておりあまり意味がない」
つまり「ホーチミンからハノイに来れるのはいいが、ハノイで7日間強制隔離」したがって
移動のトータルコストは非常に高い。
(昨日ホーチミンで日系企業に働いているハイフォン出身のベトナム人が当局に問い合わせたところ
「ホーチミンからハノイ、ハイフォンどちらにも行けるが、どちらも7日間の隔離が必要と聞かされ
帰郷をあきらめた」と話が有った。可哀そうなことである。2回の接種も終わっているのに、である)
国内移動して「7日間の隔離を容認できる人がどれだけいるだろうか?」バスでも列車でも飛行機でも
感染条件は変わらないと思うが?
弊社も初めてベトナム国内に「日系ユーザー」を持つことになった。
近々、その拠点である「ベトナム中部の古都」フエに「技術供与(レクチャー)する社員共々
「訪問、滞在」する必要がある。それ故、「運航再開のアナウンスを期待していたが」
これでは「行くことはできても、無駄な時間を過ごさなくてはならない」この状況では
「行く決断はしかねる」今回の「規制緩和に最後まで反対していたのは首都であるハノイ都だった
ホーチミンの惨状を見ていた首都ハノイは「絶対に首都であのような惨状は避けなければならない」と
感じているのだろうと察する。もしハノイであのような状況が起こったら、首都機能、いいや「国家としての機能」が
停止してしまうだろう。したがって「今回の規制緩和に最後まで反対していたのはハノイだった」仕方がないことだ。
(昨日の感染者数は南部を中心に3513人【ハノイは1名】 死者数は113人【ハノイは0人】)
現在の感染者数だったら「ハノイのロックダウンはもっと早く解除していただろうが、おそらく「首都であるハノイを
守るために、この感染者数でも「ロックダウン」を緩めようとはしていない。
日本とは異なり「経済復興は二の次、おそらくハノイは規制解除は一番遅いのではないかと思う」
コロナでベトナムでも「多くの倒産した企業や、閉店した商店がある。失業率も過去最高になった」
それでも規制を緩めず、支援金も微々たるものだ」それでもベトナム人は頑張るのである。
自分も「ベトナム入国規制緩和」がなされたら「すぐにでも日本へ行かなくてはならない」
(新会社の管理者であるかの4歳友人母上と新会社の打ち合わせに行かなくてはならない。したがって日本人の再入国、ベトナム人の
再入国が隔離無しで、しかもベトナム人短期出張ビザ発給も再開されない限り訪日は難しい)
困ったものである。そのレベルに行くには、正直「まだまだ」だ。