コロナ禍で、会社での食事も、ほとんど「デリバリー」である。
色んなメニューはあるが、さすがに10年もいると飽きがくる。
そういう時に心強いのは、「デリバリーした食事」+「社員の弁当のおかずをシェア」できる事だ。
私は昼食の時「社内の大テーブル」(20人近く座れる5m×1.8mのテーブル)で社員と共に昼食を食べる。
その際、デリバリー派は独身者を中心に50%、その他は弁当持参である。
この弁当持参者の「おかずの量」(種類ではない、量である)がとても1人前でないのだ、(つまりせっかく作るので
シェアすることを考え余分に作ってくるのである)
デリバリーして「さて食べよう」としたとき、周りの社員の「弁当のおかず」を見回す。
そして食べたいものを「頂くのである」 多くは「主菜ではなく副菜の野菜が多い」
少しずつ頂くと、「バランスの良い、昼食になるのだ」
いつからだろうか?忘れたが、「おかげでバランスの良い、そしておいしい昼食が取れている」
実は少し前は、弊社も社員寮を持っていた(今はみんな結婚して出ていったため、確保していないが)
そのころは「夕食も会社帰りにその社員寮に立ち寄り、社員が作った夕食を一緒に食べていた」
もちろん料金はちゃんと払っていたが。考えてみるとあの頃の栄養バランスが一番良かった気がする。
会社が一番苦しい時にああして、社員と共に一緒に耐え忍んできたことが、もしかしたらこの会社の
下地になっているのかもしれない。(苦しかったが、楽しい時代だった)
この日の昼は「コムザンズアボー」(高菜と牛肉のチャーハン)だが、
マン(筍)の漬物。ザードー(もやし)炒めなどを社員からシェアしてもらった(左にあるもの)