ベトナムハノイでベトナム映画を見る・・・スリーシーズンズ
「季節の中で」まるで松山千春の歌のようだが
「原題はThree Seasons」(ベトナム語では【Ba Mua:ベトナム語は3つの季節】 である。
(映画の日本語訳は,はなはだ「ダメ」な邦題が多い気がする」この映画もスリーシーズンズで充分かと思うが?)
実はこれ「アメリカ映画」である。監督や主演、などなど諸情報は他にゆずる。
自分の感じたことのみ記す。
*一言で言えば「あまり有名ではないが、好きな映画である」理由は「初めて見たベトナム映画であり、ベトナムとは
こんなところだ!と理解した映画だったから。個人的見解である)
(ベトナム語に慣れるためにネットで購入し、日本にいる準備期間にずっと流していた映画でもある)
*蓮の花(ベトナムの国花)が一番きれいに見れる映画である。そこに使われている音楽もベストマッチングだと思う
*主人公(蓮売り娘)が歌う「歌」は実はベトナム人であればみんな知ってる「日本で言えば、童謡であろうか」
*ストーリーはサイゴンと(現在のホーチミン)その近郊で繰り広げられる「3人の人生模様」(Three seasons)を描いた作品だ
*蓮の花売り娘、娼婦、ベトナム戦争時、ベトナム人と恋に落ち生まれた娘を探すアメリカ兵、この3名である。
*派手な展開は無く淡々と過ぎる地味な映画である。見終わった後には、何とも言えない「ベトナム感」に浸れる
秀作だと思う。是非見てほしい。(日本語字幕がないものなら、YOU TUBEに何年か前は公開されていた)
この映画ポスターにあるように「ベトナムの5月に咲くホアフン」が美しい。このポスターは日本の私の部屋に貼ってある。
(女性の雰囲気がいまいちと私個人は感じているが?)
この花は日本で言えば「桜」に相当する。ベトナムの「卒業、入学」シーズンに咲く花だ。日本名は火燃樹、まるで火が燃えているような真っ赤な花が咲くのである。
*シクロ乗りの男優は何年か前にすでに亡くなってしまった。蓮売りの女性は今でも時々ベトナムテレビや映画で見かける。
ずいぶん年を取ったが。
既にみた回数は10回を超えるかもしれない。アメリカ映画だが、少し前のベトナムの雰囲気を知るには良い映画だと思う。
これが私のベトナムルーツなのかもしれない。
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