夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

弥生の頃 2019 京都・和菓子の会

2019-08-30 11:30:00 | お菓子な生活
なんと3年ぶり??に復活開催された京都・和菓子の会に。



今回は壬生寺塔頭の中院。



1962年の火災で11あった塔頭が焼失し、唯一残ったのがこの中院だそうです。



今回のお菓子は京都鶴屋さん。



“壬生菜”を使用した名物の屯所餅、この何倍もの壬生菜を使用するという和菓子の会の希望に応え、何回も何回も試作を重ね、苦労して作り上げたお菓子です。
ヨモギ餅や草餅などと違って、熱い生地に生の壬生菜を混ぜ込んでいるそうです。
なのでシャキシャキした歯触りが残ってるんですね。
透けて見える淡い緑が美しく、鶏卵素麺もワンポイントで、おいしいお菓子でした。
参加させていただいた3席目の菓子の銘は「青音の春ーあおねのはるー」
お正客の陶芸家諏訪蘇山さんと次客のお友達の方が考えてくださいました。
お茶席って、ほんとにいろんな分野の知識教養がないと、亭主が客をもてなすために作り上げた世界を理解し、本当に楽しむことが出来ないなと思います。
出来るうちに茶道のお稽古に少しでも通っておけばよかった~。
外は寒く境内の桜の開花もまだでしたが、室内は暖房器具のすぐ横で暖かく、桜を描いた屏風が飾られ、しっかり春の雰囲気でした。





内部の撮影はNGでしたので、記憶だけ。
掛け軸の代わりの書・・・書かれている言葉忘れた。
ペンを忘れ、メモを取り損ね、帰るまで覚えてるだろうというのが甘かった。
「聚」という文字だけ覚えてるのですが・・宝聚なんとかやったかな・・・
自分の記憶力を過信してしまいました(^^;
そして東山魁夷の絵が2点!!
今回も椅子を用意していただいて、端の席で社中の方々が横に座られていたので、茶杓の事とか少しお聞きできてよかった。

今回会場に入れるか不安やったのですが、お寺の塔頭ならもしかして高齢の方も上がられることもあるかも・・・で、やはり足が少し悪くても上がりやすいように高い段差が解消されていました~。



写真には写ってないのですが、ちゃんと手すりも付けられていました。




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