人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

Very cute baby peacock. 😂

2024-09-21 | 日記

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孔雀明王


中途覚醒と喉の詰まり/ 臓腑弁証と方意

2024-09-21 | 日記

眠りが浅い のは、身体の深部と表面の中間くらいの深さ、(この場所を半表半裏といいます)に、熱気がこもっているせいです。

人が眠りにつくとき、体表面を循環して、身体を動かし目や耳を利かせ、意識を働かせていた「陽気」が、身体の深部に入ってきます。

半表半裏」に熱が停滞すると、深い眠りに入ろうとしても、「陽気」は中途半端の深さで阻まれて、表面に出たり入ったりするので、眠りは浅くなって、何度も目が覚めます。

半表半裏」は、漢方的な別のいい方をすれば、「肝・胆」につながる場所です。

イライラがつのって怒り出すことを、「カンシャク」を起こす、と言いますが、これは元は漢方の用語で、「肝癪」。

精神的ストレスに耐えられなくなると、「肝・胆」に熱が詰まってきます。

だからこの方の、口内炎目の充血寝汗などは、「肝・胆」に詰まった熱気のせいでしょう。

 

もう一方の「咽喉の詰まり」は、腎」が作る「陽気」の不足です。

これもストレスから、「腎」が弱って、「陽気」が少なくなると、「陽気」は全身をくまなく巡れなくなって、あちこちに痞えます。

よく痞える場所の一つが咽喉になります。

これで、この方の処方が決まりました。

「肝・胆」の熱気を冷ますのは、「柴胡」が主薬になります。

柴胡」が主薬の処方の中で、「腎」の陽気の流れを回復する「桂枝

牡蠣」が入っている、「柴胡桂枝乾姜湯」という処方があります。

この「柴胡桂枝乾姜湯」のエキス剤を、1週間分、服用したら、まずイライラが楽になって、よく眠れるようになりました。

続いて、肩こり、口内炎、寝汗なども減ってきました。

https://ameblo.jp/kasugakanpou/entry-12868253611.html

柴胡桂枝干姜湯応用/ 刘渡舟, 胆热脾寒