時 人を待たず、光陰 惜しむべし
古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
唯 光陰のみ、之を惜しむ
悟る処には悟りが無く
其を認める此も知らず
彼を認む処に此が残り
彼を滅す処は此を忘る
権威を認めれば分かれ
一つの処に相手を忘る
仏に逢うては仏を殺し
祖に逢うては祖を殺す
法に彼此なく同時成仏
有と認むも無と認むも我
己見は認む相手の残り滓
彼此は応無処住の縁起生
事実は時と処の縁の生死
有っても無くても残らず
法は我と事実の同時成道
一息+ 一息+一息+一息= 一息
只今+只今+只今+只今 = 只今
一度切り+一度切り= 一度切り
法は前後を際断 後も先も知らず
水鳥の 往くも帰るも 跡絶えて
されども道は忘れざりけり 道元
今日の縁:相手にも邪魔にもせず
https://blogs.yahoo.co.jp/karupapa21sei/53068885.html