キナバル公園滞在2日目。
一行は二手に分かれ、2名は40分ほど車で移動したところにあるポーリン温泉へ。私は公園内に残り、のんびりと虫を探すことに。
まずは今回のお目当てのひとつ、シロオビハタザオツノゼミを見つけようと、私たちに先だってキナバル公園へ来たことのある昆虫記者の「バス停のそばで1匹見た」という情報をたよりに、それとおぼしき一帯をくまなく探したけれど、みつからず。
なにせ5ミリの虫です。雨も降ってきたし・・・・・・ああ、だめかぁー、くぅーっ、と思って、バス停から公園内にもどる路端で、夫が
「アリがいっぱいいるけど・・・これじゃない?」と。
いたぁーーー!
「これだよ、これだよ」
一見、アリが群がっているだけのように見えますが、アリたちは忙しくツノゼミたちから甘露を集めているのです。
この立派な旗竿をたてているのが、オスの成虫。
写真を撮っていたら、手に乗ってきました。
左上と右下にいるのが幼虫です。なんとも不思議な形をしています。
左上の幼虫のお尻から、甘露が出ています。
こんなところにいたなんて!
手が、ふるえる~