鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

こんな低い場所に!

2018-02-18 10:31:45 | 日記

 風がまだ冷たかったけれど、じっとしていられなくて朝近所に散歩。

山道に入ったすぐのところで、あっ!

 ウスタビガの黄緑色の美しい繭が。

ふつうは高い木の梢にあるので、見上げるばかりだけれど

地面から20センチくらいのこんな低い場所で見たのは初めてで、目を疑った。

身長の低い私にはうれしいうれしいプレゼント。

ウスタビガが羽化するのは晩秋。

だからもちろんなかは空っぽだけれど

こんなしっかりした繭から羽化するにはすごい力がいるだろうな、と実物に触ると実感される。

まだ風の寒い早春の散歩が一気に華やいだ。