きのう朝、ヒロツバメアオシャクが羽化しました。
64の日の朝からうれしい。
ヒロバツバメアオシャクにはいろいろな思いが。
『イモムシ・ハンドブック』で見て、これを探したい!と思ったけれど、なかなか見つからず。
以前住んでいた神奈川県のフィールド(といっても霊園の桜並木)では3年間で1匹だけ。
そして埼玉県に越して、ここにいるといいなあ、と虫友のIさんに訊くと、「いますよ」。
いちばん小さかったのはまだ1センチ。
Iさんのおかげで今年は3匹見つけることができ、飼育も。
かわいらしい盛りのヒロバくんの様子をたっぷり見ることができた。
4センチを超したころ、どんなふうに蛹になるんだろう?
と思っていると、急に姿が消えた!
そばには怪しい葉が。
丸まった葉に不規則な穴が。
なかをのぞくと・・・
3月末に若齢幼虫を育て始め、5月13日に蛹化開始。
そして、昨日6月4日に
あのピンクの幼虫が、青磁色の美しい成虫に変身していました。
これが脱皮殻。
1.5センチほど。
で、成虫の開帳はなんと4.5センチ。
その差の不思議さ。
昨日はちょっとだけフィールドにも。
見られる期間が短いオオトラフコガネを今年もう一度見ておきたかった。
いい64の日だったなあ。