今年3月はじめに、近くの小学校のチョウクラブのみんなと、地域のオオムラサキ越冬幼虫探しに行きました。
そのとき見つかった幼虫のうち、何匹かを預かっているのが、越冬から目覚めて、エノキの葉を食べてすっかり大きく(40ミリ)なりました。
夕方になると活動的になる「ムーちゃん」(オオムラサキ幼虫の愛称)。
今まで何度か「ムーちゃん」を見たことはあるものの、オオムラサキセンターのビバリウム内だったり、
山梨在住の写真家Yさんのお庭だったり。間近に継続的に見てみたい、と願っていたのが今回叶った。
「ムーちゃん」はやっぱりかわいい。
「おりよかなあ、おりるのよそうかな~」
私は養育係。なので羽化したら子どもたちが展翅します。
すごく手早くて、展翅上手な子供たち。
楽しそうに展翅している―「どうこれ?」「いいじゃん!」
今回、養育係をつとめたことで、わかったこと―ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、オオムラサキの幼虫は似ているので、よく絵で説明されているけれど、実物を見ると、間違いようがないほど特徴が違うということだった。
ゴマダラチョウとアカボシゴマダラは丸みをおびた体つきで、オオムラサキは骨太(骨ないけど)で、がっちりな感じ。
背中の突起も顕著で、育ち方は他の2種より遅い。
アカボシゴマダラはすでに蛹になりました。
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羽化が楽しみ。