鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

フィールドあれこれ

2017-06-07 08:31:36 | 日記

 5月から6月と、あちこち行っています。

ある日の里山公園。

虫友のIさんと。

この里山、稲作体験もやっていて、水田がけっこうたくさん広がっているのだけれど、

水を張った田んぼには、全くトンボの姿が見えない。

不気味なほど。

たぶん、薬をたくさん撒いているのだろうなあ、残念だなあ。

でも、まわりの道沿いには、いろいろ見つかりました。

ゼフィルスの季節。この日はチョウの姿が多かった。

すずやかな名前も翅の模様も美しいミズイロオナガシジミを6匹も見ました。

 

樹液も出始めていて、ヒカゲチョウが集まっていた。

 

マルカメムシの不思議な形の卵も孵化。

 

これはハムシの幼虫じゃないかな?

ゼリーみたいな粘液に覆われていて、このあと土に潜って蛹になるらしい。

 

ササの葉の上にいた黒頭の赤い幼虫。

 

 

縦縞模様にオレンジ色の頭部がすてきなカバイロミツボシキリガ幼虫。

 

 

田んぼエリアを過ぎて、奥の池のほうには、トンボの姿も見えてほっとする。

 

あっ、初めて見るウスモンオトシブミ!

キブシの幼木に揺籃がぶらさがっていました。

 

どこに行っても何かしら虫がみつかる、いい季節だなあ~

 

 

 

 

 

 


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