ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

目覚むれば

2022-08-17 07:30:04 | 短歌





目覚むれば ゆめまぼろしは 消えゆきて まことのわれの 光をぞ見る





*相変わらずうまく詠めません。ツイッターの方では、何日かおきに一筋くらいは詠んでいるのですがね、感性を封鎖されているため、高く想像力が飛ばないのです。これなども、言いたいことはわかるのだが、語り口が平凡で、気に入らない。

人間は、解脱して本当の自分に目覚めれば、それまで黄金のように大事だとこだわっていたものは、ガラクタのように意味の薄いものに落ちていき、代わりに本当の自分の美しい真実が見えてくる。それこそが黄金の幸福だと、そういうことを詠みたかったのだが、なんだか全体的に説明に堕してしまい、あまりおもしろくありません。

絶好調の頃なら、もっとおもしろい比喩を駆使して、気の利いた言い方ができていたものですが。しかしこれも今の状態を語るものとして、それなりにいいかもしれません。

スランプの時期には、その時にできることを、這いながらでもやるしかない。苦しいですが、すべてをあきらめてしまうよりはましでしょう。これからも詠んでいきたい。

すさまじき 馬鹿の嵐を 耐へゆきて おのれの道を ひとすぢにゆく

今また詠んでみましたが、やっぱり下手ですね。今は思い通りにならない自分の表現力に耐えていくしかなさそうです。





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