
マスターの「ゴリさん」こと鈴木孝夫氏は、元TBS「照明マンとして数多くのテレビ番組制作に携わる一方、労働者にも光を当て、世の中を明るくすべく労働組合運動に(ゴリ)夢中になる。そして、身のほど知らずに民放労連(日本民間放送労働組合連合会)委員長、マスコミ文化情報労組会議議長などを歴任。
定年前、10年間くらいは「世界ふしぎ発見」「さんまのスーパーからくりテレビ」の照明を担当した。」(ホームページより)。
いわゆる「うたごえ喫茶」の魅力だけではなく、シャンソン歌う日、落語、クラッシク、ジャズ、フォーク、ポップスなどの公演や発表会など、さまざまな、ジャンルの文化を発信しています。
「ゴリさん」の信念は金子みすずさんの「みんな違ってみんないい」らしく、社会的な立場・思想・信条・信教を越えた音楽好き、芸能好きの、個性豊かな人々の交流の場になっています。
県内外の「歌声喫茶」の広がりのきっかけとなっている場所でもあります。
個性溢れる、抜群のテクニックを持ったピアニストのみなさんの生ピアノやギター、時にはベースや三線なども加わる歌声を楽しむことができます。
「毒蝮三太夫」さんの番組での紹介や歌手の「クミコ」さんの出演など、著名人も訪れるようです。
店内には、会社を停年退職後、つれ合いである「ゴリ店長」を支えながら、通信で芸術大学で学び、日本画で日展に3度入選した、鈴木 孝恵さんの絵も展示されるなど、芸術家や音楽愛好家の発掘・交流の場所にもなっています。
私は、父がバイオリンが好きだったこと、姉たちが学校で覚えてきた合唱曲を私と兄・弟に一緒に歌わせる雰囲気で育ったこともあり、カラオケもいいですが、やはり、生演奏とぶつかり合う、数少ない本物の音楽の交流・技術向上の場の両面を持ちいつでも歌えるこの場所が好きです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます