不破哲三氏が東大で「マルクスは生きている」と題しての公開連続セミナーを開催した記事が今日の「赤旗」に載っていました。
最近刊行した「マルクスは生きている」は、社会・政治・経済の根底に流れる、哲学・経済学・だけでなく、自然科学などの、最新の科学技術もふくめて、社会の発展の方向を解明しています。
以下 「赤旗」の記事より転載しました。
「未来社会論が近くに感じてわくわくした」(大東文化大学の女子学生・21歳)、「初めてマルクスの本を読んでみたくなった」(東京大学の女子学生・19歳)- 若者たちが目を輝かせて感想を語りました。
日本共産党の不破哲三社会科学研究所所長を講師に迎えた公開連続セミナー「マルクスは生きている」の第1回が30日夕、東京・目黒区の東京大学駒場キャンパスで開かれ、第2会場も満杯になる約550人が参加。2時間にわたる講演に聞き入りました。
主催は、民主青年同盟東大駒場班と同セミナー実行委員会。
不破さんが母校・東大で講演するのは、1995年の東大駒場祭以来14年ぶり。セミナー開始前、会場の教室が開くまで屋外に3列に並んだ参加者の列は、ぐんぐん伸びて100㍍ほどに膨れる盛況ぶりです。
第1回講演のテーマは「大学時代にマルクスが必読な理由」。
不破さんは、「いまなぜマルクスを読むか。それは世界を全体としてつかむためです」と端的に回答。①激動の21世紀の流れを見定め生きがいある生き方をする②細分化された学問に取り組むうえで自然と社会の全体像をつかむ一という二つの意味を強調しました。
「マルクスと盟友のエンゲルスは当時の人間知識の全般を徹底的に研究しました。その中で作り上げた自然観と社会観は実に見事にいまに生きています」
こうのべた不破さんは、▽生命と精神の神秘の解明▽宇宙と自然の壮大な発展史▽人間社会の発展の歴史▽現代資本主義の三大災厄1を科学の最新の到達点に立って解明。人間の認識を前進させるうえでマルクスの「自然観」と「社会観」が果たしてきたかけがえ
のない役割を、生き生きと説き明かしました。
知人に誘われ参加した東大3年の男子学生は「自然と社会を一体的にみるマルクスの眼や方法論などがとても新鮮だった」。
早稲田大学1年の男子学生(21)は「資本主義が歴史の一つのプロセスで絶対的なものではなく、変わらなければならない必然性がわかった。
今後もマルクスと長く付き合いたい」と話し、都内の医大2年生も「現状の社会しかないと思うと絶望してしまうが、希望が持てた。次回も参加して勉強したい」と意欲満々でした。
セミナーの第2回は11月6日、「マルクスの眼で見た21世紀の日本と世界」をテーマに開かれます。
最近刊行した「マルクスは生きている」は、社会・政治・経済の根底に流れる、哲学・経済学・だけでなく、自然科学などの、最新の科学技術もふくめて、社会の発展の方向を解明しています。
以下 「赤旗」の記事より転載しました。
「未来社会論が近くに感じてわくわくした」(大東文化大学の女子学生・21歳)、「初めてマルクスの本を読んでみたくなった」(東京大学の女子学生・19歳)- 若者たちが目を輝かせて感想を語りました。
日本共産党の不破哲三社会科学研究所所長を講師に迎えた公開連続セミナー「マルクスは生きている」の第1回が30日夕、東京・目黒区の東京大学駒場キャンパスで開かれ、第2会場も満杯になる約550人が参加。2時間にわたる講演に聞き入りました。
主催は、民主青年同盟東大駒場班と同セミナー実行委員会。
不破さんが母校・東大で講演するのは、1995年の東大駒場祭以来14年ぶり。セミナー開始前、会場の教室が開くまで屋外に3列に並んだ参加者の列は、ぐんぐん伸びて100㍍ほどに膨れる盛況ぶりです。
第1回講演のテーマは「大学時代にマルクスが必読な理由」。
不破さんは、「いまなぜマルクスを読むか。それは世界を全体としてつかむためです」と端的に回答。①激動の21世紀の流れを見定め生きがいある生き方をする②細分化された学問に取り組むうえで自然と社会の全体像をつかむ一という二つの意味を強調しました。
「マルクスと盟友のエンゲルスは当時の人間知識の全般を徹底的に研究しました。その中で作り上げた自然観と社会観は実に見事にいまに生きています」
こうのべた不破さんは、▽生命と精神の神秘の解明▽宇宙と自然の壮大な発展史▽人間社会の発展の歴史▽現代資本主義の三大災厄1を科学の最新の到達点に立って解明。人間の認識を前進させるうえでマルクスの「自然観」と「社会観」が果たしてきたかけがえ
のない役割を、生き生きと説き明かしました。
知人に誘われ参加した東大3年の男子学生は「自然と社会を一体的にみるマルクスの眼や方法論などがとても新鮮だった」。
早稲田大学1年の男子学生(21)は「資本主義が歴史の一つのプロセスで絶対的なものではなく、変わらなければならない必然性がわかった。
今後もマルクスと長く付き合いたい」と話し、都内の医大2年生も「現状の社会しかないと思うと絶望してしまうが、希望が持てた。次回も参加して勉強したい」と意欲満々でした。
セミナーの第2回は11月6日、「マルクスの眼で見た21世紀の日本と世界」をテーマに開かれます。