25日(日)睦沢町中央公民館で、睦沢町「平和といのちを考える会」実行委員会によるのつどいがひらかれました。

講演
メインテーマである自然エネルギーの活用社会について、本島勲氏(元中央電力研究所主任研究員)による、自然エネルギー活用の必要性と可能性と具体的実践例の話は、分かりよく参加者に好評で、先進地に学び、環境にやさしい社会を自分たちも作っていくべきではなどの声がでました。特に、福島原発汚染水の慣れ流しでは、怒りの声もだされました。
映画
また、人口7千人のスエーデンの町での自然エネルギー活用例を取り上げた「ミツバチの羽音と地球の回転」には、「こんな小さな町でも出来るんですね」「スエーデンの人が日本ではなぜ進まないと言っていることに衝撃を受けました」などの声が寄せられました。
展示
ロビーでは、原爆被害者団体協議会によって新たに作成された「原爆被爆写真」の展示や新婦人睦沢班のみなさんによる、自然エネルギーのまちづくりを考える展示、会と交流のある館山市の戦史資料の展示などがされました。
すでに亡くなっている赤ん坊をおぶって気づかず、原爆で亡くなった方を直立不動で見つめる男の子の写真の前では、「この子は今生きているのだろうか」私はこの子の三歳年上だから、原爆症で亡くなっていなければまだ生きているはずなんだけどね」と女性から話しかけられ、戦争で千葉に疎開してきた経験を話してくれました。
館山から展示に協力して頂いた方は、米軍が上陸してきた状況や掘り起こしている戦争の話を参加者にされていました。

津波
また、ロビーでは、東北放送が作成した、在京テレビとはちがう、大震災津波の生々しい、状況がDVDで流され、バスが津波に巻き込まれるぎりぎりの道路を走る場面など参加者がそのおそろしい迫力に釘付けになっていました。
うたごえ
午後からは、「土睦九条の会うたごえどんぐり」の皆さんや「君津市久留里のうたごえジョイ」のみなさんと一緒に、うたごえのつどいがひらかれました。