破哲三(元日本共産党議長)が、キューバの故カストロ前議長との会談の様子を、「赤旗」に書いています。
チェゲバラ氏の他国での革命指導は、政府の方針ではないこと。アフリカ内戦への政府要請にもとづくキューバ軍派遣は特別の要請があったからで、教師・医師・技師の支援をしたいのが真意であること。旧ソ連のアフガニスタン侵略支持は、正しいと思っていなかったことを、「社会主義国としての十字架なのだ」と苦悩していたこと。などを明らかにしました。
その後の経済危機を切り抜け、民族自決の広がりのなかでの役割の大きさを考えると、カストロ氏の世界史的役割を感じます。