小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

記憶を想い起こさせるお花見

2012年04月10日 | 自然・植物・昆虫
今年も又、お花見の時が巡ってきた。先週、上野の桜が、見頃だったので、美術館観覧の帰りがてらに、一寸、早いお花見をしてきたが、今日は、自宅近くで、いつもの如く、犬の散歩も兼ねて、行っていたが、我が老犬も、そんなに、長い散歩の行程は、無理になったので、今年は、夫婦で、自転車で、グルッと、一巡りすることとした。気温も上昇したこともあったのか、相変わらずの人混みである。善福寺川沿いの緑地公園を、サイクリン・ロードと言おうか、ジョギング・コースと言おうか、幅2m程度の小道を、ずっと、桜並木に沿って、走る。もう老木となってしまった樹勢が衰えた桜が、随分と増えたものである。満開の所もあれば、まだ、蕾が、固い古木もある。これらとは別に、成長して、大きくなり、川面に、突き出して、両岸から、しな垂れかかっている若い桜の様は、何とも、美しいものである。車椅子を押しながら、父や母を、花見に連れてきた頃を、同じ場所を通過すると、何とはなしに、想い起こす。桜には、そうした記憶を想い起こさせる力が、備わっているようである。都会の桜が、終わると、今度は、一寸遅い里山の桜の花見が、愉しみである。G.W頃には、丁度、良さそうである。天気が荒れなければよいことを祈る。久しぶりの夜桜見物も、良いかも知れない。



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