小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

村の風景カフェ巡りに参加する:

2013年09月23日 | イベント 祭 催し
村の風景カフェ巡りに参加する:
信州こもろ風景遍路のマップのルート2.御牧ヶ原(空と丘と森の詩)を散策する森と丘のコース、1周約3.7キロ、約90分)のコースを、東京からの参加者も含めて、老若男女20余名ほどのグループで、茶房、読書の森を出発点として、大小様々な溜め池や遠く、浅間山や佐久平の景色を眺めながら、細い農道の畦道をテクテク歩き、途中で、別荘地内の佐々木さん宅の林の中で、前日から時間をかけてじっくり煮込んだお手製のビーフ・カレーと各種ハーブ・ティーとピクルスを、昼食で戴き、御牧ヶ原の風景とカ フェ巡りを堪能した。「丘の上のブランコ」を吊した松は、残念乍ら、松食い虫で茶色く枯れ果ててしまい、10月初めには、切り倒されてしまうらしいとのことである。誠に、この浅間山を望む、小さな溜め池のほとりの「丘の上のブランコ」の情景は、まるで、風景という絵画の一部を切り取ったような趣きである。既に、田んぼでは、黄金色に輝き始めた稲穂が、刈り取り始められようとしている。栗の大きな実が、道端に転がっていたり、そして、子ぎつね天文台の脇を通り抜け、白土馬鈴薯に適した粘土質の白土の道を、進んで行く。まるで、拳大の大きさのこぶしの赤い実が、森の小径のなかに、みつけられる。それにしても、丘の上の大きな一本の樹といい、馬鈴薯畑の茶色の肌合いや白い道と謂い、まるで、台地と空が、一体となるかのような北海道の風景を彷彿とさせるような雄大な情景である。四季に応じて、変化する御牧ヶ原の情景を、今後とも、歩きながら、実感してみたいものである。




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