小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

雨上がり後の花の終わりに、苦戦す!

2012年05月08日 | 自然・植物・昆虫
筑波市や、各地で、竜巻や雷雨で、随分と、甚大な被害が、出たものである。花の終わり頃のこうした雷雨には、季節の変わり目を感じるという情緒もよいが、そんなことも言っていられない、都会のコンクリートに覆われた道では、何とも、風情が無い。ハナミズキや花桃の花殻が、一挙に、地面に、叩きつけられ、それが、雨に濡れて、コンクリート、タイル、敷石の表面から、なかなか、剥がれない。一晩置いても、しっかりと、くっついていて、小さな箒では、簡単に、ちりとりに、入ってくれない。里山では、そのまま、地面に、落下すれば、そのまま、黄色く、茶色に、朽ち果てて、遂には、天然の肥料になるのに、、、、都会では、花を、綺麗だと言ってくれる通りすがりの人はいても、落下して、朽ち果てた花殻のその残骸は、誰も、掃いてはくれない。道すがら、見苦しいと思われるのが、せいぜいである。何とも、無粋な話である。庭が、幸いにして、狭いから、よいものの、これが、広かったら、広かったで、又、管理も掃除も、大変であろう。人の家の庭の花を、愛でるのが、煩わしくなくて、一番、手っ取り早いのかも知れない。何とも、皮肉な感慨である。今年こそは、大きくなり過ぎた3本の花桃の枝を、摘めないと、大暴れして、大変なことになりそうである。コデマリは、満開なのに、雷雨に打たれて、重くなった首を垂れ下げたままである。これも、大いに、強剪定しなければならないのであろうか、、、、、、、、。昔の歌詠み人は、花を愛でるだけで、自分では、剪定は、きっと、やらなかったのであろうと、、、、、ふと、愚痴っぽく、呟くのは、修行が、足りないのだろうか、、、、、、と、秋の濡れ落ち葉にも、苦戦するが、春の花殻にも、困ったものである。都会では、、、、、、。



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