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厳しい雇用情勢に明るい光を!

2010年03月01日 20時39分08秒 | インポート

 今日から3月。暦では春が近づいていますが、朝ウォークではまだまだ“厳しい”寒さを感じます。昨日、時間を見つけてウォーク用の靴(滑らない?)を買って、今朝から使用しましたが、足下が滑らないのは良いですネ!過日のこと、二人暮らしの高齢者のご夫婦が自宅前の道路(アイスバーン)で転んで怪我をされたことを知りました。ご主人は腰を痛め寝込んで、奥さんは手を骨折し三角巾で治療中。「料理するのが大変・・・」と切実に訴えていました。道路幅の狭い生活道路で日陰なところは、2月中旬でも“アスバーン状態”。市のパトロール巡回でも、目の届かない箇所はたくさんあるだけに、苦情が寄せられる担当職員の皆さんも大変です。でも、市民は日頃から“財政難”と聞いているので、通報するのにタメライがあることも知って欲しいと思います。

 “厳しい”と言えば、“就活”です。1年前の今日(1/3)は長男の卒業式でした。本人の希望もあって就職活動で先生方に大変なご苦労をおかけしたことを思い出します。早いもので1年が過ぎました。本人も現状の厳しい経済情勢と“就活”の大変さは十分知っていると思います。年末の帰省のとき、「・・・怒られるけど、まず仕事を覚えて、自分の存在をアピールしたい・・・」と抱負を語っていました。昨年も厳しい就職活動でしたが、今年はさらに“超氷河期”です。直近の有効求人倍率では、苫小牧のハローワークでは0.27全道最下位(札幌東も)の数値ですから、新規高卒者の内定率が前年を下回るのは確定的です。

昨年12月定例議会で党市議団は、「新規高卒者雇用奨励金」の対象者要件の拡大と奨励金採用時期の延長を提案しました。その後の理事者の政策的判断として名称を「新卒高校生雇用奨励金」と変更し、対象要件を新卒高校生から20歳未満に拡大され、採用時期を9月1日から3月末まで延長されるようになりました。従業員100人未満の事業所が常用雇用として雇用保険に加入することを前提に採用した場合、4月から1月までの採用の時は15万円。2月採用の時は10万円、3月採用のときは5万円(3月末申請)が交付されます。但し、2月と3月採用の差額分(15万円を基本に)は翌年度に交付申請できる仕組みです。

こうした雇用奨励金を事業所に対しPR活動を強めて、雇用拡大に生かしてほしい、と思います。

 雇用対策については、さらなる対策強化を含め提案型で3/5の代表質問でも取り上げます。