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公務員倫理が問われる重大事件が発覚!

2010年03月17日 21時11分20秒 | インポート

 今日は昨日の“動議”(添付写真)の内容を書き込む予定でしたが、“道義”問題Img_8834 が浮上しましたので報告します。

 “開いた口がふさがらない”とは、まさにこういう時に使う言葉なのでしょう。今日の建設常任委員会での質疑で、民主党の沖田議員が2枚の用紙を手にして「職員同士(同志?)が勤務時間中(午前11時15分27秒)に『政党活動』とも取れる内容でメール交換をしているのは如何なものか」と取り上げました。隣に座っている私もその質問を聞いて驚きました。答弁席にいた担当部長も“寝耳に水”の質問だけに、「ご指摘の件については至急事実確認をして対応したい」との答弁。私は事前に別件の質問を用意していましたが沖田市議の関連質問を行いました。①勤務時間内に庁内ランによる私的なメールは職務怠慢であり地公法に抵触する②多額な税金をかけての庁内ラン。私的使用は税金のムダ使いなどを指摘し、(政治的中立の公務員としての倫理に反する行為であり)7人の議員(委員長含め)だけで議論すべき内容ではない、と事実確認し理事者と危機管理室と連携して対応し、議会への報告を求めました。

 問題のメールの内容はタイトルが「(修正後)地区得目について」。苫小牧市の場合と白老町の場合の地区得目を算定したものが記述されていました。詳細には書き込むことは出来ませんが、苫小牧市の場合はH22現在世帯数 正義943

友舞925 前進965 先駆966 大河1006 計4.805世帯・・・と記述。内容的には素人には判断出来ませんが、“得目”とか“内票”とか“外票”と言う表現は明らかに選挙で使われるもの。メモには詳細な計算式が出ています。正義、友舞、前進、先駆、大河という言葉をある宗教団体の名誉会長名を入力してインターネットで検索するとすべての文字が偶然一致しました。まだ、調査結果が出ていませんが、「政党活動」だと断定されれば、公務員としての道義的責任が問われる問題であり、曖昧に出来ないものです。

 発信者と着信者を見ると何と共に市役所の管理職(課長職と次長職)の名前が出ています。メールには「先ほど地区得目について違うものを送付したかもしれません。あらためて送ります。宜しくお願いします。」と書き込んでいます。

これだけでも、何度もメール交換している実態が明らかです。他にも同様なメール交換が行われているような実態が伺えます。管理職が業務中に「政党活動」と疑われることを市役所内のパソコンで行って良いのでしょうか?今回は、多分メール操作を誤って他の職員にも送信されたのが発覚したようです。不適切な事務処理の問題が渦中にあるなかで、議会終盤には公務員の倫理、道義問題が発覚したことは理事者としての責任が問われる問題と考えます。