昨日の議会を欠席したこともあり、各部長さんから「お母さんの容態はどうですか?」と心配の言葉をかけられます。各会派の議員さんからも「代表質問もあるけど、お母さんのことが気になるでしょう」と激励をうけました。
午後1時の再開で私の代表質問がはじまりました。(添付写真)持ち時間は60分でしたが、終わった時間は4時半をすぎていました。私の代表質問の 内容は後日、紹介しますが、何故に時間が経過したのか?実は、苫小牧市の学校給食会の会計は「私会計」なんです。私はミートホープ事件から学校給食会の会計を「公会計」に改め、透明性をはかることを提案してきました。その趣旨に「市教委はH19年度から実施する」と答弁してきましたが、時期が来ても一向に改めないので再度質問すると「様々に問題があって、『公会計』に移行するには、システムなどの改善、組織体制などの見直しなど、高いハードルがあり難しい」との答弁。H23年度実施も出来ないことを答弁しました。私は、2回も質問してその都度実施時期を延長する市教委の姿勢を質したところ、「現実は出来ない」との答弁。私も、これまでの答弁と180度違う答弁なので、「詭弁の繰り返しであり、議会軽視」と指摘し、質問を保留する権利を行使しました。慌てた市教委は、教育長をはじめ学校教育部長、次長などが会派の部屋に詰め寄り、私に事の経過を説明しますが、結局いままでの答弁は“庁内協議がない“なかで、単なる議会答弁に対する思いつき答弁であったことが判りました。このことで1時間半も議会は休憩したのです。
私も延々と質問を保留する訳には行かないので、市教委に対しひとつの提案を行いました。「公会計がすぐに出来ないのであれば、当面市教委の規則をつくり、予算・決算委員会で資料をつくり報告の義務づけ」をするように要請したところ、今後の決算・予算委員会で必ず収支を含め議会に公開することとなりました。
それにしても、場当たり答弁。そのときの議会をうまく乗り切るための答弁には、腹が立ちます。もつと緊張感のある責任の持てる議会答弁が必要です。代表質問の内容は後日書き込みます。本日の議会は午後7時半に終わりましたので、母の見舞いは出来ませんでした。日中、次男がお見舞いに行ってきましたが、昏睡状態の母を見て涙が止まらなかったようです。千葉の長男も毎日のように母の容態が気になって電話が入ります。
おばあちゃんに育てられた孫だけに、感謝の気持ちがあるのでしょう。明日は議会がないので、顔を出してきます。
3/9から始まる予算委員会ですが、私は企業会計を担当しますが、今回も企業会計審査特別委員会の委員長となりました。