昨日も母のところに行ってきました。小康状態が続いています。昏睡状態なので耳元で声をかけると(判っているのか)少しは反応します。次男が修学旅行に行った際(金閣寺で)買ってきた“長寿”を祈願する“お守り”をそっと枕元に置いていました。そして「おばぁちゃん早く治ってね!(母の)手を握りながら、この手が動くと良いよネ!・・・」と一生懸命マッサージしていた姿を見ながら、回復を祈っています。
今議会の代表質問で私は、砂川神社の最高裁大法廷の違憲判決を 引用し、市が市有地を宗教法人外の神社に土地の無償貸付を行っている実態(3年前も指摘)を取り上げさせて頂きました。決して、“神社”を否定するものではありません。問題は、市有地は市民の財産であり、理由付けが不明確にも関わらず“無償貸付”は放置出来ないと思っています。一方で、市民が税を滞納すると督促状が送付され、最終的には差し押さえも辞さない対応が現実起きています。時には、制裁措置として“いのち”に関わる国保証までも取り上げています。
最高裁大法廷では、違憲判決が明確に示されているので対応は先送り出来ない問題だと思います。確かに、施設(神社)が地域コミュニティの場として使用されてきた歴史的経緯があることは十分認識していますが、3年前の質問でも「今後、関係団体(町内会、氏子、協賛団体)と協議して・・・」と答弁していましたが、何ら協議の 場は前進していません。添付写真のように、違憲と判断された場合は年間1.845.984円の土地貸付料が市の歳入になります。こうした財源を福祉・教育に生かすことがまちづくりの基本です。土地購入に市税が投入されているのですから、税の公平性から見ても不適切な対応と指摘しなければなりません。
私の心境は、“困ったときの神頼み”ですが、それと現実の対応は別問題と割り切ってとりあげました。
大変難しい問題だけに、市民説明の出来る行政対応を強く求めます。(高裁への)差し戻し審理の結果によっては、大きな行政課題となるだけに、最新の注意と緊張感を持って、適正な事務執行を強く望みます。