「・・・母の目にどのように(周りの景色も含め)映ったのだろうか?」
4週間ぶりに寝たきり状態から車いすに乗った母を見て、驚きを隠し切れません。いつものように、面会時間の午後1時に病室に行くと何となく元気がありません。反応も違っていたので、ちょっと不安でした。ところが、4人の看護士さんが病室に来て、「これから車いすに乗せてみます」とリハビリが開始されました。四苦八苦して背もたれの高い車いすに乗った母の姿。「10分程度なら病院内を・・・」と私に委ねて頂きました。春休みに入った次男と(母の)友人Sさんと一緒に病棟内を一回り。途中で、市内を望める休憩室に立ち寄り、「あれが王子の煙突だよ!・・・」と説明しても、反応はありません。でも、しっかり目を開けて見ていました。どのように感じたのか、それは本人にしか判断出来ないと思いますが、今後も徐々に反応を示してくれることを期待しています。部屋に戻ると同室者の付き添いの方からも「良かったネ!頑張ってネ!」と声援を受けていました。
当たり前のように見ている市内の風景も、寝たきり状態となったものにとつては“新鮮に”見えるものと推測します。
どれだけ健康体であることが幸せなことなのか?改めて予防医学の大切さを考えさせられました。
今日も午前中、訪問先で「今後の健康保険のことを考えると不安で・・・。ところで、あの保険(後期高齢者医療制度)はいつ廃止されるの?」と聞かれました。「渡辺議員には悪かったが、“政権交代”のひと言で期待して入れたんだ!でも・・・」と正直に話してくれました。新政権が多くの皆さんの期待に応えた政治を行っていないことの現れです。日本共産党の新しいポスターを見た有権者から「政治を前に」のスローガンは、「現実政治をよく見ている表現」と好意的です。その期待に応えたい!