こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

鬼の目にも見残し!

2010年12月20日 21時57分49秒 | インポート

 今日の雨で積雪がすっかり融けて良かったですネ。(雨を理由に朝宣は中止しました。典型的な日和見主義ですネ!)

午前中、特に用事があった訳ではなかったのですが、市役所10階にある議員控室に寄ろうとしたら、「議員、すぐに5階へ行って下さい・・・」との連絡を受けました。市長召集の会派代表者会議が11時から開催していたのです。普段なら事前に連絡があるのに何らかの行き違いで私は知りませんでした。その時、携帯電話を見るとマナーモードになっていて、何度も連絡を頂いていたのが判りました。関係していた部局の方々にはご迷惑をおかけしました。

 代表者会議の報告は、市内にある市営住宅の一部(末広・住吉・高丘・沼の端・東開・勇払・植苗)の932世帯の家賃が家賃算定係数の入力誤りで、約1.472万円の過少徴収となっていたことが判明したそうです。直ちに対策として、今日から担当部局の職員が組をつくって年末まで追加徴収のために戸別訪問し、謝罪と説明と訂正後の家賃更生決定通知書を配布することになりました。この期間で面談出来ない方へは年始も含め対応するとのこと。それだけでも大変なことです。

一方、年末・年始と何かとお金のかかる時期だけに、追加徴収される方にとっては「はい、そうですか?」とは済まないと思います。それだけに、担当部局だけでなく、市民理解を得るために全庁的な支援で“信頼回復”に取り組んでいただきたいと思います。

コンピューターが普及し、入力さえ間違わなければ便利なものですが、いったん間違えた数字を入力するとその原因を探すことは難しい問題です。それだけに、念には念を入れたチェック体制が問われる問題です。以前にも同様な入力誤りを指摘したことがありましたが、入力はあくまでも人間が行う行為だけに・・・今回の問題は残念な結果です。

市長は、そうした不適切な事務処理を繰り返さないために“千緒万端”という4字熟語で意識改革を示しましたが、師走にこのような問題が浮上したことで、仕事収めのあいさつに重みが予想されます。“来年のことを言えば鬼が笑う”という諺がありますが、鬼に例えると“千緒万端”の裏には“鬼の目にも見残し”があることを今年1年間様々なことが示していると思います。さて、来年の4字熟語はどんな言葉で表現するのでしょうか。

議長から「この間ブログに書いていた“和顔愛語”は良いネ」とメモ書きを見せてくれました。今の時点で私なりに考えるとすれば“臥薪嘗胆”(がしんしょうたん=目的達成のために苦労をすること)、“不撓不屈”(ふとうふくつ=どんな困難にもくじけないこと)、さらに“温故知新”も良いですネ。