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ずさん過ぎる漁港区の管理!

2012年12月08日 19時53分14秒 | インポート

昨日の地震、そして今日の暴風雪・・・候補カーを含め大変な日々を過ごしていると思います。4月の選挙でも“寒さ”とのたたかいでしたから、この時期は特に北海道など寒冷地では本当に辛いと思います。

さて、昨日の質問内容について質問ごとに特徴点を書き込みたいと思います。

最初は、「漁協区内の管理運営と対応について」の質問だけでも8項目ありま

したので、特徴点だけ書きます。

実は、ことの始まりは、10月2日に行われた2011年度一般会計決算審査特別委員会で“漁港区内に無許可・違法建築物がある”ことが私の質問で発覚しました。

この事態を受け、港管理組合、市、漁協、建築業者で対応を協議し、漁協の役員会(11/16)で「撤去する」ことが確認され、現在解体作業が進んでいます。

今回私は、「撤去すべき判断材料は」と質問。担当部長から、「当該建築物の底地は議員ご指摘の国有未開地であり、管理組合が財務局から管理委託されていないので使用許可が出来ないこと。建築確認申請が未提出であり建築基準法に違反していることを判断材料として協議(11/27)し、“撤去”の判断に至った」と経過説明しました。実は、漁協関係者の方から「渡辺議員が撤去すれと言ったのですか?」と言う問い合わせがありましたので、私は「自発的に決められたのでは」と答えました。答弁はそれを裏付けています。

私は、「こうした国有未開地で無許可・違法建築物は(漁港区内には)他にはありませんか?独自調査では、現在漁協が所有している建物が、いつしか港管理組合が使用許可を出しているのは可笑しいのでは?」と物的証拠を示して質問したところ、「今後、港管理組合と協議し、どういう経過に基づき許可したのか、しつかりとした検証を行い対応したい」と事実関係は認め、漁協所有の1棟が無許可・違法建築物であることが明らかになりました。

さらに、「指摘した(漁協西側地区)とは反対の東側(第3船だまり)にも確認申P1010038 請をしていない違法建築物がありますネ」と指摘。担当部長は「現時点で確認出来た違法建築物は5棟。今後、現地確認するとさらに増える可能性もある」との答弁。港管理組合の土地使用許可の甘さが浮き彫りになり、「今後は、確認申請等の許可複製書類の提出を義務付けして対応するように改善する」と改善策を示しました。

また、この地域で確認申請をしていない建物には固定資産税を課税していないことを指摘すると、担当部長は「現況調査を行い、遡及も含めで課税請求を行う」と答弁。

本会議を傍聴していた市民やネット中継を見た市民から、「余りにもずさん過ぎる。議員の質問に的確に答弁していないことが私たちでも判った。議員の質問を聞いて議会のチェック機能が果たされていることを見て安心した」など自宅に多くの市民から電話が寄せられました。