午前中、昔一緒に働いていた職員さん宅を訪問して1時間ほどお話することが出来ました。色々なご意見を頂き今後の議会活動に生かしたい、と思います。
そんな矢先に、私の良き理解者であった90代のおばぁちゃんの“訃報”を知り、早速自宅弔問に行ってきました。「・・・大正生まれの方は元気だよネ!」とついこの間まで元気だっただけに残念です_(._.)_本人の意向で“家族葬”を執り行うことになりました。心からお悔やみ申しあげます。
午後からは、26日にも衆議院で安倍自・公政権が強行採決を狙う“特定秘密保護法案” の中身を学習する会に参加してきました。講師は神保大地弁護士(添付写真)約80人の市民が参加していました。
「秘密保護法を斬る!」と題し、日本弁護士連合会が作成した-自民党「特定秘密の保護に関する法律案Q&A」に反論する-を資料に、21日に“みんなの党”と“日本維新の会”との修正案を資料として活用しながら判りやすく1時間で説明してくれました。
そもそも、自民党の憲法草案には“特定秘密保護法案”は明記されているだけに、今回の法案の最大の目的は、「改憲法案の走りであり、集団的自衛権の行使である」と明快に説明され、世論の力で廃案に追い込まないと戦前の“治安維持法”と同じような道を歩むことになると思いました。
最近のマスコミ報道を見ていると、「“特定秘密保護法案”の危険な内容を知らせることなく、野党のみんなの党、日本維新の会と修正協議(修正案が良くなったかのような)がまとまって、26日にも・・・」と国民の目・耳・口をふさぐ法案通過はやむなしのような報道が目立ちますネ!(>_<)今日配布された修正案を見ても、ほとんど無修正に近いものであって、廃案以外の道しかないことを学びました。
神保弁護士は、「法案提出が9月3日、その後国民の意見を聞く(パブリックコメント)を2週間?余りにも短い!しかし、この間に寄せられた意見は9万件を超え、反対の意見は70%で、賛成は僅か10%だった」と説明されました。まさに、国民に法案の中身を知られる困ることだらけなのか明らかですネ!そして、26日が無理だったら会期延長で(数の論理で)強行突破しようとするのですから、参議院での審議と国民世論の運動がますます重要です。
自民党の元幹事長 野中広務さんは、「与党と一部野党の“修正”協議で(衆議院を)通過させようとしている。これは昔の“大政翼賛会”のようで空恐ろしい・・・」と厳しい指摘をしています。修正法案(原文も同じ)の第25条(罰則規定の一部)には・・・“共謀”、“教唆”、“煽動”した者は、5年以下の懲役に処する。など罰則規定が細かく明記していますが、問題なのは何か“特定秘密”なのかが判りません。この定義などで国会論戦が行われていますが、答弁が日替わりのように訂正されている模様がテレビ中継で放映されていますが、見過ごしていたら“戦争への道”へ。何としても“廃案”にする運動をすすめましょう!